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2010年7月15日 (木)

花のように鳥のように 阿久悠小論ーその1-

(ズーニーブーの「白いサンゴ礁」。これも阿久悠の作詞だ)

 伊豆半島のすぐ沖に浮かぶ小さな島、初島。熱海港から客船で約25分で着く。周囲約4㌔。伊豆半島からも初島港やリゾートホテルがわかる。青空が広がる初夏の海岸線を走るマイカーから、何度もその初島を眺めた。そのとき感じた海原のすがすがしさ。心が広がるといったらいいのか。そんな情景も含めて歌った校歌がある。「初島小学校・中学校校歌」だ。これも阿久悠が作詞した。

初島小学校・中学校校歌

空にも道がある

海にも道がある

流れる風にも 道がある

歩けよ たずねよ 自然の子らよ

太陽と語れよおおらかに

君らにはあり余る光があり

君らにはあり余る愛がある

視界は はるか 三百六十度

地球の丸さを知る子供たち

初島 初島 ああ初島

潮風を受けながら、ハンドルを握っていると、そんな校歌など浮かんでくる歌がいくつかあった。熱海市の隣、伊東市が舞台とされ、地元の童謡と知られる「ミカンの花咲く丘」(熱海市内のカラオケスナックでもよく聴いたし、私も歌った)であったり、赴任先の札幌のスナックのママに教えてもらった「無錫旅情」であったり。「白いサンゴ礁」も、そのうちのひとつだ。

白いサンゴ礁

青い海原

群れとぶカモメ

心ひかれた

白いサンゴ礁

いつか愛する

人ができたら

きっと二人で

訪れるだろう

南の果ての

海の彼方に

ひそかに眠る

白いサンゴ礁

まことの愛を

見つけたときに

きっと二人で

訪れるだろう

 たったこれだけの歌詞だ。振り返ると、かなり若い時から歌っていたような気がする。水平線の彼方まで広がる青々とした海。そこに舞うカモメ。そのカモメに自分を重ね、いつか二人で「サンゴ礁」という「青い鳥」に会いに行く。そんなロマンチックなイメージが自然に浮かんでくる(私だって、そんな気分のときがある。ふむ、これが「詩的」というのかも)。

 ただ、作詞がだれだったのか、そんなことも知らずに口ずさんでいた。歌詞の流れやイメージ、メロディの新鮮さ。それに自然に魅せられていたのだろう。その「白いサンゴ礁」の作詞が阿久悠であることを知ったのは、いつだったか。それほど前ではないことだけは確かだ。「初島小学校・中学校校歌」の作詞が阿久悠だったことを知ったのも、熱海で暮らし始めた五十代中期のとき。日光霧降高原で暮らし始めた今から数えても、まだ6年ほど前だろうか。

 阿久悠については、「UFO」など、ピンク・レディの一連の歌詞を手掛けていたことは知っていた。だが、それ以上のことは、ほとんど知らなかった。だが、「白いサンゴ礁」が阿久悠の作詞だと知ったあたりから、彼のことが気になり始めた。カラオケや新聞紙上などに「阿久悠」という文字があると、その文字を追いかけるようになっていた。スナックのお客が阿久悠作詞の歌を歌っていると、詩を読むように歌詞を味わうようになっていた。

(「花のように鳥のように 阿久悠小論ーその2-」に続く)

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