お見事、フルーツ・カービング 霧降高原でタイ王国の伝統芸
(スイカを材料にしたフルーツ・カービング。作品名は「スイカの花」。すぐに実習参加者が味わうことになったが~=霧降高原「森の図書館」)
いや~、こんな彫り物もあるのか!。と驚いたのが、フルーツ・カービング。「砂時計」の浅学非才さを思い知らされた(知らないのは「砂時計」だけなのかも~)。日光霧降高原の「森の図書館」を拠点にチロリン村内の森で、少年少女たちが、「ツリーハウス」づくりなどの野外体験をしている。その体験実習のひとつとして、今週、この「科目」が登場(?)。そこでの制作を見聞きしてのことだ。
講師は宇都宮市大谷町、タイ料理を中心した東南アジア料理店「象の家」を経営している斎藤秀夫さん、裕子さん(お店のあれこれは栃木を楽しむ!!が詳しい)。斎藤さんによると、スイカでも、ニンジンでも、リンゴ、ダイコンなど、身近な果物や野菜が材料。料理に添えたり、食卓を華やかに飾ったりする彫り物だ(今度、「象の家」に行ってみよっと~)。
もともとタイ王国に伝わってきた伝統芸で、王国のタイ宮廷料理には欠かせなかったという。と、まぁ、斎藤さんがフルーツ・カービングのナイフでスイスイ彫りながら、解説。そうこうするうちに、あっという間に赤い色を生かした「スイカの花」になっていく。
タイに渡り、フルーツ・カービングを見聞きしたり、書籍を購入したり。「石鹸なども彫る材料に」と、説明してくれた裕子さんによると、ほとんど独学だというから、それもすごい(チェーンソウ・カービングは知っていたが、こんな伝統芸もあるんですね)。ということで、以下は制作工程を。 (フルーツ・カービングの最初の場面。ふだん使っているフルーツ・カービングナイフは5種類ほどという)
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コメント
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フルーツカービング知っていました!
(私もたま~には、知っている事もある、エヘン)
タイ料理を食べに行ったときによく飾ってあったのを見た事が。
スイカや売りなど、ある程度シャックリ食感の果物が向いているのかな。
それにしても何と涼しげな。。。
投稿: ハル | 2010年7月29日 (木) 02時16分
ハルさん
世界食道楽で(一部で)有名なハルさんですから、
やはり、知っていましたね(「砂時計」はタマゴと納豆、
それに海苔があればOKですから、知らないのも当然
かも~)。
投稿: 砂時計 | 2010年7月29日 (木) 15時25分
こんにちは~ヽ(´▽`)/
子供達と楽しい時間が過ごせました。
記事にしてくださいましてありがとうございました。
ツリーハウスが気になります
投稿: 象の家@裕子 | 2010年7月30日 (金) 01時00分
裕子さま
フルーツ・カービングのことを何も知らなくて、
すみません。今度、「象の家」へ。ツリーハウスは
30日に最終工程の漆喰塗り作業へ。ほぼ順調
のようです。
投稿: 砂時計 | 2010年7月30日 (金) 01時12分