「森の図書館」、25日から1週間休館 森の中の「ツリーハウス」づくりで
(25日から31日まで1週間、臨時休館する霧降高原「森の図書館」=日光市霧降高原)
日光霧降高原「森の図書館」(霧降高原、チロリン村内)は25日(日)から31日(土)まで1週間、臨時休館する。 霧降高原「森の図書館」からーその4ー
鹿沼市の児童養護施設「ネバーランド」の子供たちが、25日から31日まで、「森の図書館」奥の森の中に空中に浮かぶ簡易型の家・「ツリーハウス」づくりの野外体験をする。この期間中、「森の図書館」は、ネバーランドの子供たちや先生たちが寝泊まりしたり、休憩したりする拠点になる。このため、「森の図書館」が再び開館するのは8月1日からになる。
「ツリーハウス」づくりは「ネバーランド」と地元の「日光森と水の会」や「NPO法人アースマザー」(事務局・東京)との「協働事業」。基本は家づくりのプロである木匠たちが進め、それにグループごとに森を訪ねてくる子供たちが参加する。現場ではすでに基礎づくりが始まっている。炎天下の森の中でノミやノコギリ、キヅチをふるっているところだ。 (ツリーハウスづくりの基礎作業が始まった「森の図書館」奥の大きなクリの木=22日、霧降高原)
ツリーハウスの広さは約4畳という。床面の高さは約2㍍の見込みだが、現場でみると、意外に高そう。「砂時計」の少年時代もそうだったが、自分たちの隠れ家をつくるのは、わくわく、どきどきするもの。児童養護施設から「森の図書館」を寝泊りの拠点に、日中は「つりーハウス」づくりに汗を流す子供たち。大変だが、自然の中で夏休みの1日を過ごす楽しい日々が待っていよう。
(ツリーハウスづくりには「ボランティア」も汗を流している=22日、霧降高原)
ツリーハウスが完成したら、「森の図書館」で手にした本を樹上のここで読めるように。そんな話題が交わされている。すでに「森の図書館」と「ツリーハウス」を結ぶ遊歩道づくりにも手をかけているという。だから、そんな構想が実現するのも、そんな遠いことではなさそうだ。そのためにも(?)、霧降高原「森の図書館」に「だれかに読ませたい大切なあなたの一冊」(一冊だけです!)を、ぜひ寄贈を(宣伝口調になってしまうのは、「砂時計」の意に沿わないのだが~。この際、いいとしよう~)。
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