「みんなで和楽踊り」(上) 子どもたち主役に地域が盛り上げ
(お囃子は24人の子供たちがつとめた「みんなで和楽踊り」=8日夜、日光小第2校庭)
日光のもうひとつの文化が盆踊りの「日光和楽踊り」。おじいちゃんやおばあちゃんに語り継がれるのではなく、今、特に子どもたちに楽しんでもらう和楽踊りが、8日夜、好天の(?)日光小第2校庭であった。大宣伝されてもいなかったが(「砂時計」は直前まで知らずにいた)、地域の人たちや赤ん坊や子ども連れの親子や家族、外国人観光客など、かなり大勢の人たちが夏の一夜を楽しんだ。
主役は子どもたちのお囃子。踊りの輪には若い女性やかって若かった女性やお年寄り、浴衣姿の子どもたちや外国人観光客。かき氷、焼きそば、焼き鳥、ビールなどの模擬店、それに金魚すくい、しゃもじのお菓子すくい、景品をゲットできる輪投げなどの遊びが加わった。
昔ながらの縁日を楽しむ場でもあったが、黒子はいずれも春の「弥生祭」で各町内が家体を繰り出す際の主力になっている地元の若者らだという。その彼らが(彼女らも)、にわか模擬店主や縁日用チケット販売窓口係、駐車場案内係などになって、汗をかいていた。
「古河の和楽踊りに参加できなかった方々や、日光にお越しいただいている観光客、そして何よりも、地元「日光」の方々、中でも子供たちに参加をしていただき、「日光の文化を感じてもらう」、この想いで開催させていただくことと致しました」
主催者の趣意はこれで、朝日新聞(8日付・栃木版)によると、子供会活動に携わってきた7人が企画。回覧板を通じて回したところ、15以上の自治会から価格を抑えた模擬店出店の申し出があったという。(「砂時計」も会場で100円のfフランクフルト、200円のかき氷、300円の焼きそばを楽しんだ)。
(曲がった針がねでひっかけたり、紙のすくいですくい上げたりの縁日)
子供たちのお囃子が終わり、会場で主催者代表のあいさつをした松本勲さんは思っていた以上の手ごたえに、にっこり。「最初は7人で始まったが、きょうは各町内などから100人内外が手助けしてくれた」と、縁の下の力持ちたちに感謝していた。
子ども主体のお囃子、素人の模擬店など子どもたちが喜ぶ縁日、赤ん坊連れがごく自然で、きさくに輪に加われる雰囲気がある。駐車場が広く、照明も抜群だ。、それに「浴衣美人コンテスト」も。回を重ねていくと、日光の新たな魅力になる。これはまず、間違いない(来年は「砂時計」も浴衣を着て、和楽踊りに加わろう~。和楽踊りの輪に加わるには、初めてなのだが~)。
(この夜のお囃子の大役をつとめ終え、あいさつに集まった子どもたち)
(「『みんなで和楽おどり』(下) 浴衣美人コンテストはジャンケン」に続く)
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コメント
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お疲れ様でした!
さすが、読んでいつだけでお祭りの模様が伝わってきます!
お客様、運営側と両方が楽しめたお祭りはみんなに良い思い出になってくれたと思います!
来年は踊りましょう♪踊りゃな損そん♪
投稿: よっしー | 2010年8月10日 (火) 09時18分
よっしーさま
裏方さんがエラかったですね。縁日も楽しそう。
スマートボールなどもあればと。いずれにしろ
踊らにゃソン。その通り。来年はぜひ砂時計も。
投稿: 砂時計 | 2010年8月10日 (火) 14時12分