清楚な美人に会いにゆこう(4)ー完ー 小杉日光美術館で「高畠華宵の大正イマジュリィ」
(帽子作家 永井由絵さんが製作した「青葉かげ」=小杉放菴記念日光美術館)
企画展「挿絵≒日本画 高畠華宵の大正イマジュリィ」では、華宵が描いた女性がかぶっている帽子も展示している。いわば「大正ロマン」を現代によみがえらせる作品だ。制作、展示したのは、日光市に暮らすパリ帰りの帽子作家、永井由絵さん。いかにも高原の令嬢といった雰囲気の「青葉かげ」、その彼女がかぶっている帽子をそのまま再現。それが最初にアップした帽子だ。
ワークショップ「華宵好みの帽子作り」は7月31日と8月1日の両日、同美術館であった。「美人たちが帽子作りをしているようだ」。という情報を共有した美人が 美人画が好きな日光のブロガー3人(「ふぃふぁ山荘」 「日光を漂ふ」 「砂時計」)が、どこからともなく集まり(談合して?、以心伝心で?、付和雷同で?)、美術館へ。迷惑そうな永井さんらのワークショップを、お訪ねた(押しかけた?、割り込んだ?、なだれ込んだ)。
「ていねいに完璧な仕事を」。「悠日」が発行している雑誌「悠日・創刊号」(2010年4月)が永井さんをこう紹介している。
「永井さんは数年前までパリで一流のデザイナーのアトリエで帽子を作っていた。シャネルやエルメスの帽子を扱うアトリエで働いた経験もある。パリコレの帽子デザイナーとして、名を馳せたジャン・シャルル・ブロッソーのもと、オートクチュールやプレタポルテの帽子を制作した。そのキャリアは華々しい」
(ワークショップ「華宵好みの帽子作り」で指導中の永井さん=小杉放菴記念日光美術館)
« 無理やり広げられ、変形していた格子 名古屋コーチン襲撃事件 | トップページ | 「風の音にぞおどろかれぬる」 霧降高原は色づき始めた葉っぱも »
「ライフスタイル」カテゴリの記事
- 開放的なデッキのCAFEで 日光市の「CAFE LITTLE WING」(2016.08.18)
- 「霧降文庫農園」?で じゃがいもの間引き作業~(2015.05.19)
- お知らせ・我が家の「名古屋のこうちゃん」が残念 生後3年3ケ月、卵290個ー(2013.06.30)
- お知らせ 砂時計家ベランダで古書店「開店」へ 30日から隔週の木曜日ー(2012.08.25)
- 流れゆく時の刻み 「蓄音機」で漆の砂時計などの作品展(2010.10.15)
« 無理やり広げられ、変形していた格子 名古屋コーチン襲撃事件 | トップページ | 「風の音にぞおどろかれぬる」 霧降高原は色づき始めた葉っぱも »
コメント