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2010年10月 7日 (木)

ブログ「マコトノクサ通信」 アラセブ初当選の増子花巻市議が開設

12849629851 ブログの開設にあたり   (増子義久)

平成22年7月25日に行われた花巻市議会選挙で初当選したのを機にブログを開設することにしました。私は立候補に際し、無投票の阻止と若い世代が政治に関心を持ち、自ら議員に挑戦できるような「環境づくり」を目指すことを約束しました。そのためにはまず、「開かれた議会」の存在が前提となります。議員は行政に対する監視役をきちんと果たしているのか。市民目線の議員活動をしているか…。私自身、議員になるまでは市議会に対する関心は希薄でした。もちろん、自分にも責任がありますが、その最たる要因が「閉ざされた議会」にあったような気がします。議会活動の実相だけではなく、肝心の議員の素顔さえうかがい知れない。これでは関心の持ちようがありません。私は密室をこじ開け、そこに新風を吹き込むことを自らの使命としました。一体、議会の内部では何が行われているのかーこのブログを通じてどんどん発信していきたいと考えています。
 郷土の作家、宮沢賢治の「花巻農学校精神歌」に次のような歌詞があります。「日ハ君臨(くんりん)シ カガヤキハ 白金(はっきん)ノアメ ソソギタリ ワレラハ黒キ ツチニ俯(ふ)シ マコトノクサノ タネマケリ」(1番)。
 賢治が言う「マコトノクサノタネ」こそが民主主義の根本義であり、市民の皆様方の一票一票はまさにその種(たね)の一粒一粒だと信じています。この初心を忘れないためにブログのタイトルを「マコトノクサ」通信としました。皆様方のご批判、叱咤(しった)激励、罵詈雑言(ばりぞうごん)など何でもご遠慮なくお寄せください。このブルグを皆様方との共有の場にしたいと願っています

Dscf3300(居酒屋で増子さんとコージさんと飲んだ南部杜氏の冷酒=9月19日、岩手県花巻市)

 アラセブ=70歳で、岩手県花巻市議に初挑戦し、初当選した元朝日新聞「名物記者」、増子義久さんがブログ「マコトノクサ」通信を開設した。「一体、議会の内部では何が行われているのか、このブログを通じて、どんどん発信していきたい」という。いやはや、その内容も充実しており、年齢を感じさせないエネルギーに驚く。

 「砂時計」は9月下旬、日本現代詩人会東日本ゼミナールin岩手に参加するため、2泊3日で岩手県の旅に出たが、2日目は花巻市で花巻市議に初当選した増子さんに会うことも、目的のひとつだった。

 その夜、鉄をモチーフにした作品づくりを進めている新進気鋭の花巻市の美術家、新田コージさんも誘い、3人で痛飲した(新田コージさんは地元や東京・銀座、最近では九州・福岡などで個展を開いているが、「砂時計が住んでいる日光霧降高原でもやれないかなと、思うことしきりだ)。 

 そのとき、増子さんは「ブログを近く開設して、議会のことをどんどん伝えていく」と話していた。近くとは秋も深まってからかな、と思っていたら、もう9月には開設。どしどしと記事をアップしている(考えたら、もうそのときブログ名は「マコトノクサ」通信を予定しているとか、言っていたことを思い出した)

Dscf4027 (議場出入口の開閉に関する増子義久さんの花巻市議会議長への申入書)

 その際に手渡されたのが、花巻市議会議長への申入書。車椅子の傍聴者が傍聴席に通じる狭い階段を支援者らによって、汗だくで運びあげられている。一方、議場出入口については、議会事務局員が議員や市幹部のためにホテルのドアマンのように開閉している。

 この「落差」がおかしいとして、「なぜ、そんなことを繰り返すのか」と、ただした内容だ(やめるべきだということ、当然だろう)。

 つまり、議員としての特権意識にあぐらをかいているのではないか?。そんな疑問、というか、批判精神から発したものだ(ここら辺のラジカルさは、もともと増子さんそのものだ)。さらに、そうした内容を岩手日報「日曜論壇」に投稿したという。

 9月16日付の申入書の結果は?。9月定例市議会の閉会の27日、議長が「これまで慣例として続けてきたが、今後は原則として廃止したい。ただ・・・」と語り、増子さんも了承したという(詳しくは「マコトノクサ」通信で)。また、「日曜論壇」投稿は、9月28日付で岩手日報に掲載されたという(これも「マコトノクサ」通信を)

 東北、岩手、花巻の出来事だが、増子さんそのものが全国を駆け巡ってきたパトスのひと。それも「もう失うものはない」という構え、故郷に恩返しをしようと、定年後に知的障がい者施設園長、市議、そしてブログ開設。そうしたブログ報告は全国各地に波紋をもたらすだろうことは、間違いない(栃木県、日光市も例外ではない)。

 このブログにマコトノクサ通信のURLをアップ、さらに「砂時計」の「お友達リスト」にも加えてあります。この種の動きに関心を寄せる方は、ぜひ、増子さんのブログを訪問してみてください(岩手日報「論壇」については、以下に)。

 

岩手日報「日曜論壇」(花巻市議 増子義久)

だいぶ前に投稿し、ボツになったと思っていた岩手日報の「日報論壇」の記事が28日付の朝刊に掲載された。これまでブログに書いてきた内容と重複する部分が多いが、参考までに再録する。議会改革への一里塚として、今後につなげていきたいと思う。(ブログ作成がまだ未熟なため、結局、新聞記事の貼り付けが上手くいきませんでした。重複を覚悟で記事の原文のみを紹介させていただきます。悪しからず)

                    ★

 
 新人議員にとって、そこはまさに異次元の世界だった。見るもの聞くものすべてがもの珍しいことばかり。9月定例議会の初日、議場の出入口に陣取った若い男性の議会事務局員2人がホテルのドアマンよろしくその開閉にいそしみ、胸を張った議員や市幹部が次々と入場していく。さて、私の番。何となく気恥ずかしくなって、「五体満足だし、自分で開けますよ。ところで、どうしてこんなことを?」「議長から言われたので…」と事務局員。私としてはそんなことを議長に頼んだ覚えはない。さっそく、善処方を申し入れたことから、私の議員活動はスタートしたのだった。
 初めての一般質問に立った9月7日、車椅子を利用する2人の方が傍聴に訪れた。傍聴席に通じる、狭くて急勾配の階段を介添えの支援者が3人がかりで汗だくになりながら運び上げていた。その一方では相変わらず、ドアマンによる開閉行為が続けられている。二つの光景の落差に私は衝撃を受けた。
 私の申し入れは会派代表者会議の協議に委ねられた。「かつて車椅子の市幹部がいたため、開閉を手伝ったのが慣例化したらしい。両手に抱え切れないほどの資料の持ち運びもあり、開閉行為は今後も必要だ」-というのがその結論だった。だとするならば、ストッパーをはさめば済むだけのことではないのか。
 私は議員になる前、障がい者施設の園長をしていた。ハンディを抱える人たちとそのご家族の口では言い表せない苦労の数々を目の当たりにしてきた。こうしたことに敏感なのはそのせいもあるのかも知れない。しかし、それだけではないような気がしてならない。例えば、議員という「特権意識」にあぐらをかき、何かが麻痺してしまっているのではないか。何故、この行為にこだわり続けなければならないのか、私には理解ができない。
 ところで、一般質問の際、私は不規則発言をしたなどの理由で議長から厳重注意を申し渡された。議会改革推進会議の委員でもある私はその点については率直に謝罪をした。しかし、議会改革の入口はまさに議場出入口の開閉行為の是非を論じることから始めなければならないという考えに変わりはない。
 新人議員にとって前途はいばらの道である。ルールとか秩序とかに身ぐるみをはがされないよう用心をしながら、そして、初心を忘れずに一歩、一歩前に進んでいこうと思う。
                (花巻市議会議員 増子義久 70歳)

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コメント

ご無沙汰いしています。辺野古・高江に、”サーカスはリヤカーに乗って”の道具を積んだリヤカーをワゴン車に乗せて、カーフェリーで、大阪南港から那覇新港へ、という、さすらいのサーカス公演を終え、群馬に戻り、荷を解き、2週間ぶりに出社してみるrと、デスクの上に、『イーハートーブ騒動記』が鎮座していました。まずは、御礼。それにしても、孤軍奮闘の戦いぶりに頭がさがります。どんな風に応援すればいいのかわわりませんが、お役に立つことがあれば。
それにしても、ニライカナエとイーハートーブ。いいですねぇ。辺野古・高江で座り込んでいる沖縄の老若男女。非暴力で戦い抜くという心意気が共有できているのでしょうか。みんなとてもいい顔をしていました。
花巻にも、いつか、リヤカーサーカスをお届けしたいと思います。

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