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2010年10月 5日 (火)

詩 花の方へ  日本現代詩人会東日本ゼミナールin岩手ー(9)-

Dscf3443 (岩手県北上市の小原麗子さんが日光霧降高原の「砂時計」に送ってきたブドウ「岩手葡萄の里 イーハブドリ」)

 岩手県北上市から日光霧降高原の「砂時計」のところに、ブドウ一箱が宅配便で送られてきた。日本現代詩人会東日本ゼミナールin岩手から帰ってきて間もなくのことだ。「岩手葡萄の里 イーハブドリ」とある。

 送り主は北上市の詩人 小原麗子さん。岩手に行く際、日光市のお土産として、湯沢屋の水羊羹をいくつか買い求めた(上州の実家に帰省するときも、お土産はいつも、この水羊羹なのだが~)。そのひとつを懇親会で受付役をしていた小原さんに手渡した。ブドウの御礼電話を入れると、その返礼なのだという。

 いやはや、律儀なこと。こちらは岩手に暮らしていた際にずいぶんとお世話になったので、あいさつ代わりのお土産だったのだが~。ブドウは粒も大きく、甘さも独特。うちの名古屋のコーチャンにも、おすそわけ?したら、美味しそうに食べること。Dscf3104 (現代詩人会東日本ゼミナールin岩手で群読する北上詩の会の詩人 小原麗子さん=9月18日、岩手県北上市の日本現代詩歌文学館)

 小原さんは、詩の道、もう何十年の大ベテラン。「千三忌」(ぜんぞうき)の「墓守」を自任する詩人(岩手県芸術祭選者)で、地元で「麗ら舎(うららしゃ)読書会」を主宰し、個人誌「通信・おなご」の発行人としての小原さんだ。

 私にとっては、「千三忌」に集い、小原さんが年に一度、新春に発行している詩やエッセイなどを集めた「別冊・おなご」との関係が一番かもしれない。この冊子に「砂時計」は「詩人の力」を数年前から連載している(引っ越しで大忙しだった昨冬は休載)。

 その小原さんには、詩集『小原麗子詩集』『消し忘れた母の声』『花の方へ』などがある。最近は北上詩の会の詩誌「ベン・ベ・ロコ」(岩手弁でナコヤナギ)に「さがす」という題の長編連作詩?を、書き継いでいる。

Dscf3969 (詩「花の方へ」などを収めた小原麗子詩集『花の方へ』=1994年7月、さがらブックス)

 斎藤彰吾さん、渡邊眞吾さんと同じく、小原さんも、今回の詩人の集まりの朗読では、群読のひとりとしての参加だった。自分の作品を朗読する機会はなかったが、この機会に、ぜひ紹介したい詩人だ。たくさんの詩から、少し古いが、ふだんの優しい人柄も示しているような詩「花の方へ」をアップすることにした。

詩 花の方へ

            小原麗子

心晴れぬ日に

花を用意し

心晴れやかな日に

花を用意する

     花束は

     幸せな胸にもいだかれ

     棺にも添えられる

この世の心には

境界がありすぎて

いささか絶望したサ

     今度生まれるときは

     花になろう

     庭のカタバミ

     雪田のミヤマリンドウ

     世界のどこにも

     生えて 咲くのサ

そう思った心の

化身なのだよ

世界の花はね

(「東日本ゼミナールin岩手ー(10)-」に続く)

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