天然氷の切り出しに笑顔 今冬2度目は12日間の寒さですくすく
(竹のレールを滑り、助っ人たちの手で氷室に送られる天然氷=29日、日光市内)
冬将軍本番の29日、日光の「四代目徳次郎」の氷室で、天然氷の切り出しがあった。今冬は同じ1月13、14の両日に次いで2度目。初回の切り出してから、すぐに降雪に見舞われたが、18日から順調に厚みを増してきた。今回は12日間で切り出すことができたという。
(29日朝の池の周りの最低気温は零下7度、昼過ぎでも零下2度を記録していた)
(寒さを吹き飛ばすかのようにノコギリで氷を切りつつ笑顔をみせる「トモチャン」)
この日は今冬初回目のような氷切り出し機のトラブルなどもなく、順調に。氷池は上と下のふたつあり、そのうち今日は下の池。約1000枚(一枚約40㌔)を切り出すが、昼ごろにはもう8割ほども切断。午後2時ごろには終えることができたという(「砂時計」は昼から名古屋のコウチャンの世話などでいったん、霧降高原に帰ったため~)
(トラブルもなく、氷切り出し機で天然氷を切り出す木挽きと呼ばれる大黒柱)
(笑顔では負けない好男子は「会社員」と呼ばれているブロガーでもある)
それにしても助っ人がたくさん。それもさまざまな職種の若者たちが目立つ。池の周りの外気は零下2度。風がほとんどなかったので、「きょうは温かいね」「そうね」といった会話が交わされていた。「記録に撮るよ」と、カメラを向けると、それぞれが真剣な顔からすぐに笑顔に。
(氷の貯蔵庫である氷室では若者たちが整然と天然氷を積み重ねていく)
ということで?、寒さ本番の労働だが、この日、笑顔を見せてくれた切り出し人たちをアップしたい(いわば「笑顔特集」といったところ~もっとたくさんいるのだが、うまく撮れた人だけ。この日、新しいカメラの使い始めだったので、なかなかうまく撮ることができなかったのだ~申し訳ない)。こうした表情から厳しい天然氷の切り出し作業も、ひとつの「イベント」に参加するかのように、やっていることがわかるだろう。
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コメント
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私の写真はどこ??笑い
投稿: 三代目でございます。 | 2011年2月 3日 (木) 22時23分
三代目さま
すみません。申し訳ない。「三代目」や「にっこり荘」「珈琲茶」
など、あと10人ほど写していない氷族が~。「そうだ、笑顔を撮ろう」と
思って動いたのが、少し遅すぎたことも。「今冬3回目」?でまた(笑い)。
投稿: 砂時計 | 2011年2月 4日 (金) 00時06分