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2011年4月11日 (月)

石巻支援で「チーム日光」が「泥バスターズ」(1) M9・0東日本大震災(24)

  Dscn1373  (石巻市の大橋正美さん方で庭の泥を片付ける「チーム日光」のボランティア=8日午後)

Dscn1531

 大震災の東北を「人の縁」から支援するため生まれたばかりの民間有志の災害支援団体「チーム日光」(小坂憲正代表)は、8日から2泊3日の日程で、宮城県石巻市で「泥出し協力隊(「泥バスターズ」)を基本に、ボランティア活動にあたった

 大震災からすでに1カ月。それでも石巻市の中心部はまだ泥と瓦礫が占領している。折り重なる瓦礫はあちこちに商店街の道路は瓦礫の山が延々と続いている。陸地に乗り上げた船、逆さに立っている車。超日常の光景が転がっている。

 8日午前6時過ぎに日光を出発したが、現地に着いたのは昼過ぎに。東北道から入ろうとしていた三陸道がつい半日前、7日夜の大余震で通行止めに。段差ができた迂回路などを行き、停電でも営業しているコンビニを横目に石巻市へ。 

Dscn1375大橋さん方の泥をホウキやタオルなどできれいにする大橋さんと「チーム日光」=8日)

Dscn1337石巻市に向けて出発しようとする「チーム日光」のマイクロバス=8日午前6時過ぎ)

(gDscn1353(瓦礫の山の石巻市中心部を行く「チーム日光」を乗せたマイクロバス=8日昼ごろ)

 「チーム日光」に参加したのは、日光を中心にお隣の塩谷町、宇都宮、小山などの栃木県、さらに茨木県、千葉県、群馬県、東京都と首都圏から。遠くは兵庫県や福島県からも。

 親子連れ、ご夫婦、大学生や石巻市で合流した4人など総勢34人。初めは10数人で向かうことを想定していた。それが口コミやブログで知られ、さらに朝日新聞や読売新聞などマスコミでも報じられ、二倍以上の参加となった。

 「テレビで惨状を見ているだけでいいのか、自分も何か現地を支援する具体的なことを」「阪神淡路大震災のときは子育てなどで駆け付けられなかった。その悔みからも今回は現地へ」「現地で暮らす被災者に本当に役に立てる具体的な支援をしたかった」

Dscn1356 (陸地に船が乗り上げたり、車が逆さまになっている光景が転がっている石巻市の惨状=8日昼ごろ)

Dscn1382 (「チーム日光」の助っ人で、ようやく床が見えはじめた大橋さんの自宅=8日午後)

Dscn1383(帽子、メガネ、マスク、手袋、カッパ、長靴と「完全装備」で泥退治をする「チーム日光」の腕章をしたボランティア=8日午後、大橋さん方)

 さまざまな動機で「チーム日光」に加わったボランティアはマイクロバス、ダンプカーなど4台に分乗。めざしたのは小坂憲正代表が避難所で知り合い、途方にくれていたハウスクリーニングの大橋正美さん(44)方。津波で1階はすべて、2階も約70センチが水につかってしまったという。

 「チーム日光」が訪ねたとき、小坂代表によると、泥や瓦礫だらけだった自宅はかなり片付いていた。私たちの助っ人がくる間、頑張って片付けていたことがわかるという。

 まず、泥で固まった庭先を掘りながら、一輪車を使った泥出しへ。さらに泥が詰まった押し入れや台所周辺の清掃などへ。板敷きは荒い清掃、中間的な清掃、最後にきれいな水でふきとる方法で。断水だったことでダンプカーに積んで運んできた水タンクが大いに役立った。

Dscn1388 (近くの湊中の避難所で受け取ったハートを施した支援物資の軍手・上。それを手に心遣いに感謝したいという大橋正美さん・下)

Dscn1390

Dscn1410  (石巻専修大・五号館で、7時から開かれている災害ボランティア連絡会議。30人余で泥バスターズにあたった「チーム日光」も全員が参加し、この日の行動を伝えた=8日夜)

 「チーム日光」の手助けを喜んだ大橋さん自身もこの日、竹ぼうきなどを使い、大いに泥退治に動き、仕分役もしてくれた。そろそろ仕事も終えようとするとき、「チーム日光」の「取材班」の腕章をつけた私に大橋さんから声がかかった。

 「これを見て欲しい」。<何かな?>と思い、よく見ると、軍手にハートのマーク。避難所でいただいたという。送り主はわからないが、その心遣いがうれしかったのだろう。大橋さんが微笑みながら話してくれた。

 当面の「泥バスターズ」を終え、マイクロバスなどで今夜の野営地、石巻専修大キャンパスへ。ボランティアたちが手を握り、手を振る。大橋さんと父母の家族3人が泪で光った瞳で、私たちを見送ってくれていた。

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防災」カテゴリの記事

コメント

おつかれさまでした!
筋肉痛はだいじょうぶですか?
いろいろと考えることができた三日間でした。

おつかれさま。
本当にそうだね。
まだ整理できていないかも。
13日も頑張ろう。
近く一杯やって話し合おう。

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