大震災復興祈念の紅葉植樹 日光霧降高原の砂時計家で
(大震災復興祈念の紅葉植樹を手伝ってくれた小林さん=日光霧降高原の砂時計家)
日光霧降高原の砂時計家で12日、紅葉2本(いずれも背丈2㍍余)を植えた。大震災の災害支援ボランティア同士である日光の小林さんが自宅敷地に何十本も紅葉を育てており、その2本をもらいうけた。「震災丸三カ月に、復興祈念植樹を」。小林さんに以前から言われていたのだ。
今春から本格的な定年後生活に入った小林さんは、広い自宅で、それこそ、さまざまま野菜や花などを育てている。紅葉もそのひとつ。ふたりで3本を掘り出し(1本は紅葉好きの知人のために)、小林さんの軽トラックで霧降高原の砂時計家へ運んだ。
(紅葉2本を植え、いよいよ緑がいっぱいになった砂時計家=日光霧降高原)
さっそく、スコップで庭を掘り、散水器で水をやり、シートに包んだ紅葉を。土をかぶせ、再び水をやり、さらに強風対策に2㍍近い古木3本をそれぞれに。段ボールをしばる際のロープで、紅葉と古木を固定。最後に根もとをブロックや重い薪でおさえた。小林さんのその手際のよいこと。木工も得意な彼の暮らしの知恵を見せてもらった。
砂時計家はもともと、鬱蒼たる緑の庭だった。それを私がこの家に移る際、バッサ、バッサと必要以上に刈ってしまった。慌てて、ロウバイ、キンモクセイ、ギンモクセイ、アジサイなどを新たに植えてきた。今回、ツツジやナツツバキなどに交じって、紅葉2本が。ようやく、「緑の砂時計家」らしくなってきたのだった~。
« 何人でも継続して最大限の力で 南三陸町災害支援「チーム日光」帰着 | トップページ | 霧降高原キスゲ祭、18・19、25・26に 「花も団子も」チロリン村で »
「大震災」カテゴリの記事
- あの日から5年 東日本大震災 「霧降文庫」でスタート(2016.03.05)
- 雑巾、雑巾、雑巾の「床下」へ 日光市災害支援ボランティアセンター(2015.09.15)
- 届いた秋を美味しく 陸前高田の詩友から秋刀魚たちが(2013.09.14)
- 「『コミュニティFM日光』に向けて」第一回懇話会 話題さまざまに日光霧降高原・砂時計家で(2013.04.28)
- 完成を祝い合い、「輪」になって踊り合った 被災者の寄合場「歌津迎賓館」(下)(2012.06.13)
コメント
« 何人でも継続して最大限の力で 南三陸町災害支援「チーム日光」帰着 | トップページ | 霧降高原キスゲ祭、18・19、25・26に 「花も団子も」チロリン村で »
二日酔いにめげずお疲れさまでした!
投稿: ふぃふぁ | 2011年6月15日 (水) 00時21分
ふぃふぁさま
いや、それほど二日酔いでは。う~ん、やはり二日酔いだったかな~。
追記 本日、池袋のお隣さんの先生から電話。感謝しておりました。「20リットル缶」の代金はふぃふぁさんへ」。そうお伝えしてあります。
投稿: 砂時計 | 2011年6月15日 (水) 00時30分