「大げさに言えば、生きていけない」 さらに「さようなら原発アクション」へ
(福島県双葉町の反原発同盟員が語ったという言葉=イソヤマ君の手紙から)
『福島双葉では、反対運動をする人は、大げさに言えば、生きていけない。それほど東電にまるがかえの日常』
『原発を止められなくて、世界中の人にあやまりたい』
7月23日、茨城県水戸市であった集会で聞かれた「福島双葉の反原発同盟員の言葉」だという。参加した友人が私に送ってくれた手紙で、こう書いてきた。「大げさに言えば、生きていけない」。想像はしても、実際に会場でそんな情況の言葉を聞かされたら、どんな心情になるのか。
(既存原発の計画的廃炉などを求める「さようなら原発 1000万人アクション」)
友人は3・11以前から脱原発の考えでいたという。ただし、反原発の集会に出るのは久しぶり。彼によると、(「・・・そしてフクシマ原発事故。もう原発はいらない!」の集会には?)、150人ほどが参加したという。
手紙には「さようなら原発 1000万人アクション 脱原発・持続可能で平和な社会をめざして」のチラシも同封されていた。
「原子力発電所の新規計画を中止し、浜岡をはじめとした、既存の原子力発電所の計画的廃炉を実施することを求めます」「もっとも危険なプルトニュウムを利用する、高速増殖炉『もんじゅ』および核燃料再処理工場を運転せず、廃棄することを求めます」「省エネルギー・自然エネルギーを中心に据えた、エネルギー政策への転換を早急に始めることを求めます」
この「1000万人署名」(ウェブ署名も)に取り組んでいる。私もすでにウェブ署名とメッセージも書き送っている。東京では、9月19日、明治公園で5万人集会・パレードを行うという。9月17~19日、全国各地でのアクションも呼びかけている。おっと、大事な日付を忘れるところだった。
管首相の「脱原発方針表明」で、<デモはもうやらなくてもいいかな>。そうも思うようになっていたが、どうも、というか、やはり、揺り戻しが起きている。う~ん、ここは、なんとか、日光でも「アクション」を起こさないといけないかも。
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