ほろほろと震災復興酒 懐かしい日光の古民家酒房「菜音」で
(落ち着いた雰囲気をかもしだす古民家酒房「菜音」の入り口付近)
(古民家をうまく生かしたなんだか懐かしい酒房「菜音」の正面)
このところ、たてつづけに日光市森友の古民家酒房「菜音」(ザイオン)で飲んでいる。先輩ブログ「日光『ふぃふぁ山荘』」の記事を読んで、<菜音で飲みたいな>。そう思ってから、いずれも数日もおかずに三度も。
一度目は映画「マイ・バック・ページ」(原作・川本三郎)を観ての帰り。一杯飲まずにはいられなかったため。二度目は「とんぼ玉づくり体験工房・エカト」を日光市内に7月1日オープンさせた「たけちゃん」の激励も兼ねて。
三度目はつい1日。災害支援「チーム日光」が支援に入っている南三陸町歌津の結(ゆい)「伊里前契約会」の会長・千葉正海さんご夫婦が東京経由で「チーム日光」に会いに訪れてくれたため。
この古民家酒房「菜音」はご主人の吉原隆人さんが丸7年前に開店させた(確か7月1日から8年目に)。約1世紀前、明治43年に建てられたしろもので、それを工夫を凝らして改修させてある。
もともと「菜音」の海産物は震災前から三陸からとっていた。吉原さん自らも現地・石巻に行っていたという。それだけに震災後、ご主人らも「チーム日光」の一員として、南三陸町の災害支援に。
5月下旬、南三陸町歌津であった「フリーフリーマーケット」では、一日だけだったが、「菜音」の「歌津店?」を開店。被災者たちに美味しい魚やイカの丸焼きなどをふるまい、交流も深めていた。
そんな縁もあり、気軽に入り口をくぐることができる。いや、それもあるが、なんだか懐かしい古民家のたたずまい、店内の雰囲気の良さ、新鮮な海産物、そして美味い酒。日本酒党にはこたえられない。
なによりもこの店には「震災復興酒」があるのがいい。石巻と気仙沼の日本酒。新鮮な肴に復興酒。一杯、二杯、三杯・・・・。そうなるのも仕方がない(と、自分を納得させる)
機会とふところ具合を見ながら、また古民家酒房「菜音」へ。というのも、お店は日光でも今市地区。こうしたお店が私が暮らす日光地区にもあれば。そう思っている。それも三陸の海産物を中心にした肴が味わえる、そんな居酒屋が。
(南三陸町の災害支援にも出掛けている「菜音」の御主人、吉原隆人さん)
« 良書「さよなら エルマおばあさん」 災害支援で縁、著者・大塚敦子さんが「森の図書館」に寄贈 | トップページ | 大震災で「防災士」へ 日光市の講座に私も受講生の一人に »
« 良書「さよなら エルマおばあさん」 災害支援で縁、著者・大塚敦子さんが「森の図書館」に寄贈 | トップページ | 大震災で「防災士」へ 日光市の講座に私も受講生の一人に »
コメント