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2011年8月 6日 (土)

ーそして 再起へ!「第27回宇都宮空襲展」(下)  7日まで中央生涯学習センターで

Dscn3399 (米軍占領下の宇都宮市中心部の道路標識=空襲展会場)

 「うつのみや平和祈念館をつくる会」(藤田勝春代表)が主催する「第27回宇都宮空襲展」(会場・宇都宮中央生涯学習センター)が7日まで3日間、開かれている。この機会にぜひ訪ねてみることをお勧めしたい。

 3・11の大津波で三陸の各市はいわば「焼け野原」のような惨状となったとされる。実際、私が災害支援をしながら視た陸前高田市、石巻市、南三陸町、相馬市も「焼け野原」となっていた。というか、海寄り地区は何にもなかったという感覚の方が正確かもしれない。Dscn3392

Dscn3417 (「B-29」からの焼夷弾の投下状況=空襲展会場)

 私は戦後生まれだ。なので、宇都宮空襲も東京大空襲もヒロシマ、ナガサキも歴史上でしか知らない。それでも父母らからも戦争体験を自然に聞かされてきた。とくに父は特攻隊基地で知られる鹿児島知覧基地の飛行整備兵だっただけに、戦争を身近に感じてきた。

 そういえば、父からはこんなことも。「戦争末期、飛行場でグラマンの機銃掃射を受けたことがある。その米軍パイロットの顔が見える距離から。そりゃ、逃げたのなんの」。聴いたのは私が小学生のときなので、正確ではないかもしれないが、だいたいこんな話だったと思う。

Dscn3411 (大きな破壊力を伴うM47焼夷爆弾の不発弾=空襲展会場)

Dscn3425 (宇都宮空襲による被害状況図=赤色が被害地域だという)

 それでも全国各地の空襲被害は、写真集や体験談で知ってはいても、これまで想像力の範囲内だったのではないか。そのように思える。だが、今回の3・11で「焼け野原」の、あるいはそれ以上の三陸の被害を視てしまった。そのことで、空襲と震災が頭の中でクロスし、その空襲の既視感がどこからか、やってきている。

 7月12、13日、115機の「B-29」による空襲で620人以上が犠牲になったという宇都宮。約2時間20分にも及んだ空襲のその時間、当時の市民たちが焼き尽くされる街の中で、いかに生きて、死んだか。おおげさに言えば、その時間に時間を遡り、私も逃げまどう一人になっている、そんな感覚を覚えないではない。 

Dscn3393

Dscn3390 (「宇都宮空襲展」で「つくる会」から資料の説明を受ける来訪者=5日)

 つまり、今の「震災」を通して時の「空襲」を知る視点が微妙に変わってきたと思えるのだ。片や津波という自然の猛威(フクシマ原発事故という歴史的な人災も)、片や戦争という悪行の結果。とはいえ、いずれも生身の市民が生死の堺に遭ってしまった。

 その惨状から人はどう立ちあがってゆくか、生活をどう立て直してゆくか、街を社会をどう復興してゆくのか。空襲展でも「震災」を強く見据えて、それを強く意識し、テーマもそうしたものにしている。いわく「そして 再起へ!」と。Dscn3422 (「第27回宇都宮空襲展」のポスター。開催は7日夕方5時まで)

第27回宇都宮空襲展のご案内

宇都宮市をはじめ多くのマスコミ機関や市民団体の後援のもとに開催される当会最大のイベントです。会で収集した遺品や資料の展示、会で製作した戦災当時の立体模型やパネルの展示、戦災の絵画展、紙芝居や「はだしのゲン」その他のビデオの上映等ですが、時折の国際、国内情勢に対応して毎年新しい視点からの企画をもとに、市民の皆さんに戦争の恐ろしさと無意味さを充分にお伝えできるような内容を盛り込むよう努力しております。

本年は戦争期のソビエト抑留の生活に焦点を当て、当時の生々しい抑留生活の記憶を肉筆で描いた絵画が多数展示されます。

また、『宇都宮空襲と終戦直後の市民生活』につきましても、昨年にひきつづき、広く市民の皆さんから写真・記録などを募集し公開展示したい考えです。

これらの展示を通して、戦争と平和を考え「いのち」の尊さを考える一助としていただければ幸いです。の他のビデオの上映等ですが、時折の国際、国内情勢に対応して毎年新しい視点からの企画をもとに、市民の皆さんに戦争の恐ろしさと無意味さを充分にお伝えできるような内容を盛り込むよう努力しております。

本年は戦争期のソビエト抑留の生活に焦点を当て、当時の生々しい抑留生活の記憶を肉筆で描いた絵画が多数展示されます。

また、『宇都宮空襲と終戦直後の市民生活』につきましても、昨年にひきつづき、広く市民の皆さんから写真・記録などを募集し公開展示したい考えです。

これらの展示を通して、戦争と平和を考え「いのち」の尊さを考える一助としていただければ幸いです。

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