炎天下の災害支援 「チーム日光」南三陸歌津・写真特集(1)
(大震災から5ケ月。まだ手がつけられていない南三陸町のJR気仙沼線歌津駅の津波で捻じ曲げられた鉄路。雑草が生い茂り始めている=10日、南三陸町歌津字伊里前)
災害支援「チーム日光」は10~12日、南三陸町歌津の災害支援に。13回目の今回は日光や宇都宮、さらに東京からなど、23人が参加。マイクロバスやマイカーなどに分乗し、7時間で歌津に到着。現地ではこれまで手掛けてきたJR歌津駅から伊里前保育園前の道路沿いの崖状の斜面の漂着物除去作業に精を出した。その距離、約700㍍。
今回は「チーム日光」の公式ブログの管理人も参加。災害支援の模様はブログ「チーム日光のキセキ」に動画も含めて数回にわたって詳しくアップしてある。ボランティアたちがどんな作業をしているか、それを知るにはこの公式ブログを見るの最適だ。それと重なる画面が多いが、私も作業の合間に撮った写真を紹介したい。
(津波による漂着物はこのように急な崖にへばりついている=南三陸町歌津 10日)
(崖状の現場では命綱を張って漂着物をひとつづつとってゆく。私も今回初めて命綱の使い方を覚えることができた。外したとたん、崖から滑り落ちるアクシデントも。途中で別の木にひっかかり、けがなしですんだ=10日)
(道路側から長い棒で漂着物を取り出すメンバー=10日)
(斜面下の水路のような小川に入っての作業がかなり多かった。釘を打ち付けた木材がかなりあり、対釘防止用板を長靴の下に入れておくのは最低必要条件だ。私もそれで何度も助かった=11日)
(私「砂時計」もこんな「いでたち」で参加していた。樹木などにぶつかる場面がかなりあり、こうした作業にヘルメットは必需品だ=10日)
(津波に襲われた現場だが、月日が過ぎ、こんな花も咲くように=11日)
(仕上げの除去作業に精を出す「チーム日光」メンバー=11日)
(崖から出てくる漂着物は大小さまざま。バックを入れるバックとか、写真帳、あるいは「山頭火句集」の表紙といったものも=10日)
(漂着物除去作業に大活躍した「災害救援」RQの軽トラ=10日)
(大きな角材を数人がかりで軽トラに運び入れるメンバー。「チーム日光」が春先から取り組んできた約700㍍の道路沿いの漂着物はこの日で終えることができた=11日)
(何度か休憩をとって水分を補給しないとやっていけない=10日)
(絶好の木陰を見つけ、「忙中閑あり」の休憩をとるメンバーも=11日)
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コメント
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砂時計さん、ヘルメット姿が板についてます。
30数年前を思い出しますねー・・・。
投稿: 徳次郎 | 2011年8月18日 (木) 05時52分
徳次郎さま
「綱引き作業」で疲労は限界に。
体力は30数分の一になりました~。
投稿: 砂時計 | 2011年8月18日 (木) 15時02分