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2011年9月 5日 (月)

詩「危険な神話」 詩誌『コールサック第70号』に原発詩5篇・黒川純

Dscn43148月31日発行の全国詩誌『コールサック第70号』・コールサック社)

Dscn4320 (黒川純は「震災原発特集」に「さらに明日に遡らねば」など寄稿した5篇が掲載された)

Dscn4318 (自分で気に入っているのが、「モアイ」を思い浮かべた3篇目の詩「危険な神話」)

危険な神話 

                   黒川純

遠い遠い何万年か後の列島のある朝

黄色い風がびゅーびゅーと巻き上げる大地に

大騒ぎの末に抑え込んだ放射性廃棄物

半減期2万4千年のプルトニウム239

永遠にゼロにならないそれが姿を現す

完全に封じ込めたはずだと強弁したが

どんなに危険な未来への遺産であるのか

私たちの子孫はわかってくれるだろうか?

日本語はずっと途絶えることはないか?

治す技術や使える資材も伝わっているのか?

そこまで人類は生き続けているのかどうか?

集落の守り神、両眼を失ったモアイたちだけが

海原と大地を視つめて黙って立ち尽くしていた

太平洋に浮かぶ孤島・イースター島

その歴史をもう一度繰り返すのかどうか

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