紅葉が街に下りてきた 日光の街や霧降高原でも秋本番へ
紅葉が奥日光から日光の街に下りてきた。この時期の紅葉で私が目印にしているのが(いや、日光市民の多くがかな)、霧降高原に近い「興雲律院」だ。毎年、期待を裏切らない見事な色合いをみせてくれる。
30日も高校の同級生2人と(小、中も一緒だから、12年間も同じ学校に通っていた)観に行ってきた。「きれいだね~」。開口一番、二人ともそんな声を挙げていた。私も思わずカメラを手にしていたのだった。
(「日光山 興雲律院」の紅葉が始まってきた=30日、日光市萩垣面)
興雲律院(日光観光協会オフィシャルサイトから)
天台宗の安楽律法流-あんらくりっぽうりゅう-に属する寺で、享保-きょうほう-14(1729)年の創建である。この寺は天台の正しい教えをすすめ、仏法の戒律を実践するという目的を持ち、西の比叡山-ひえいざん-(京都・延暦寺-えんりゃくじ-)と東の東叡山-とうえいざん-(東京・寛永寺-かんえいじ-)、ここ日光山の3か所に創建された本山格の道場のひとつ。鐘楼門-しょうろうもん-前に「参詣者以外の見物お断り」の看板があるとおり、修練道場である。
この鐘楼門は唐様-からよう-の素木造り-しらきづくり-、屋根は入母家造り-いりもやづくり-で、竜宮造り-りゅうぐうづくり-といわれる様式の変形。かつては美しい音色の梵鐘-ぼんしょう-があったが、第2次世界大戦で供出してしまい、いまだにない。境内には安産と子どもの成長を願って奉納された将棋の駒が並ぶ三天堂-さんてんどう-(駒堂-こまどう-)がある
一方、市内から少し外れた清滝にある「日光清滝養鱒場」の日本庭園の紅葉はこれからが本番。ライトアップは10月25日から。それから4日目の28日に「日光ふぃふぁ山荘」から声がかかったので、観に行くことにした。
このときはまだ「五分咲き」?といった状態。それでも600坪あるという広い敷地の「順路」をほのかにてらすローソクの案内で、ゆったりした時間を味わうことができた。「見頃は?」と聞くと、「今年は11月3日ごろでしょうね」とのことだった。
(ライトアップされた日光清滝養鱒場・日本庭園の紅葉。約150年前に建てられたという古民家でくつろげる。11月3日ごろが見頃のピークになりそうだという。入場料400円が必要=写真は10月28日夜)
日光清滝養鱒場のライトアップについては、人気ブログ「日光ふぃふぁ山荘」http://fifabakutyouou.cocolog-nifty.com/nikkousannsou/2011/10/post-6.htmlが詳しいので、そちらへ。たまたま本日31日付で、やはりブログにアップしておりました~。
日光清滝養鱒場
住所 日光市清滝3‐11‐15
問合せ 0288-54-1266
期間 10月25日~11月13日
時間 18:00~21:00
料金 400円
(秋本番を迎えた日光霧降高原。落ち葉が広がった近所の道路を無我夢中で歩き回る我が家の「名古屋のこうちゃん」の元気な様子もアップすることに。毎週平均5個を生んでいるところだ=10月31日)
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