大盛況を支えた縁の下の力持ちたち 詩人・河津聖恵の世界(18)
「震災と原発」をテーマに「『ひとりびとりの死者』へ、『ひとりびとりの生者』から」を演題にした詩の講演会・朗読会は、JR日光駅2階ホワイトルームで、1日夕、京都の詩人、河津聖恵さんを講師に開き、大盛況のうちに終えることができた。
ふだんはあまりなじみがない詩の世界。そこに県内外から大勢の人たちが駆けつけてくれた。それを支えたのはボランティアの実行委員たちだ。それこそさまざまな仕事を抱えながらも、会を盛り上げようと、縁の下の力持ちをしてくれた。今回はその姿を紹介したい。
詩人の講演会・朗読会「『ひとりびとりに死者』へ、『ひとりびとりの生者』jから」で、自身の詩を朗読する河津聖恵さん=1日夕、JR日光駅2階ホワイトルーム。
詩の講演会・朗読会が終わったら、その夜は霧降高原の砂時計家で懇親会。その懇親会の「」おにぎり」「いなり」づくりに余念がない、「森のうた」のよしなりくん(左)と誘導・駐車を担当したおおしまさん=1日昼ごろ、日光霧降高原
演題をどんな位置に置こうか?、と話し合いながら、取り付け作業中の誘導・駐車担当のこづかさん(右から二人目)と実行委員=1日午後3時過ぎ
詩の講演会・朗読会が開かれる2階ホワイトルームの「会場案内板」を設置する音楽担当のゲストハウス・巣み家のさとうさんら実行委員=1日3時過ぎ
音響担当なるちゃんの作業を見守る警備担当のぬまおさん(左端)と実行委員=1日午後3時過ぎ
会場の音響機器のセットを一手に引き受けてくれた霧降高原チロリン村のなるちゃんは黙々と作業をこなしていた=1日3時過ぎ
会場の受付係などを担当したしらかわさん(左)とじゅみさん。しらかわさんは夜の懇親会の調理長も引き受けてくれた=1日午後4時ごろ
「ジャパンがんばれ」など、外国人観光客らが震災日本に思いを込めた色紙を集めた「スマイルジャパンプロジェクト」。その展示作業中の受付・出納長の巣み家・くみこさん(右)とさとうさん=1日午後3時過ぎ、JR日光駅2階ホワイトルーム
前売券・予約券の頒布で大活躍してくれた日光市議のひらきさん(正面奥)は当日の受付も担当してくれた=1日午後4時半過ぎ
講演会・朗読会の資料づくりを速やかに進め、会場の画像・録音も担当したまつもとくん=1日夕
会場の最前列で警備を担当していたあくつさんが、参加者への感謝も含めた閉会のことばを述べてくれた=1日午後7時過ぎ
講演会・朗読会を終え、河津さんを囲んだ懇親会は夜8時前から開始。ゲストハウス・巣み家に泊まったタイ、インド、ドイツのバックパッカー4人を含め、河津さんや実行委員など、約20人が霧降高原の実行委事務局の砂時計家のウッドデッキで、なごやかな時間を過ごした
会場や懇親会の写真は、いずれも実行委員会・写真担当、日光「ふぃふぁ山荘」さん。写真で紹介した会場の縁の下の力持ちは、以上のほかに、ふぃふぁ山荘=つじむらさん、さらに詩集・詩論集頒布担当のサイクル市場・ほしのくんがじっと耳を傾けていた。おっと、忘れるところだったー。それに事務局の砂時計・とみおかも。
このほか、チラシ制作を一手に引き受けてくれたとんぼ玉工房・エカト、そのチラシの修正などを助っ人した技術士のないとうさん、前売券頒布で活躍したこばやしさん、実行委員会で河津さんの詩「メドゥサ」を朗読したまさちゃん、チラシを店先に置くなど、宣伝に努めた吉田屋のよしだくん、実行委員会準備会に「乱入」?したまるちゃんも。
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おつかれさまでした!
当日は参加できなく残念ですがイベントの大盛況おめでとうございます!
近いうち録画したイベントの上映会楽しみにしています!
投稿: よっしー | 2011年10月11日 (火) 23時16分
よっしーさま
「おいなり」「おにぎり」づくり、ありがとうございました。お宿のほうも。
ぜひ、参加してほしかったですね。でも、仕方がないでしょう。
「上映会」ね?。それもいいかも。まつもとくんの腕にかかっていますー。
投稿: 砂時計 | 2011年10月12日 (水) 18時43分