日光でも「ミツバチの羽音と地球の回転」 原発問題実行委が1月22日に
(いずれも「ミツバチの羽音と地球の回転」の公式ページから転載)
「原発問題日光実行委員会」(代表幹事・福田洋吾)は24日夜、1月22日(日)に2回(午前10時と午後2時)、鎌仲ひとみ監督のドキュメンタリー映画「ミツバチの羽音と地球の回転」を自主上映することを正式決定した。
チラシづくりはこれからだが、今のところ、自主上映会の会場は日光市今市中央公民館・中ホール。「協力券」として、一人1000円(高校生以下無料)を見込んでいる。
同時に鎌仲監督と一緒に名著『内部被曝の脅威ー原爆から劣化ウラン弾まで』(ちくま新書)を執筆するなどで知られ、ヒロシマで被曝医療に長年携わってきた肥田舜太郎医師も、別に招くことを決めた。3・11をとらえ、3月上旬で日程調整しているところだ。
自主上映会と講演会はそれぞれ別に行うことになるが、ひとつの流れ。肥田舜太郎さんは鎌仲監督の以前の映画「ヒバクシャ」にも出演しているほか、『内部被曝の脅威』も一緒に執筆したり、対談したりしている。
(自主上映会開催を決めたことを伝える原発問題日光実行委員会の「ニュース」)
「原発問題日光実行委員会」の母体は『どうなる原発 どうする原発』実行委員会。この題名で9月17日、日光市日光総合会館に原発問題住民運動全国連絡センター事務局次長の野村存生(よしお)さんを招き、講演会を開いている。
それを母体に名を「原発問題日光実行委員会」に切り替えた(私が実行委員として参加したのは第2回から)。全国各地や県内、日光でも原発の講演会などがあったが、どうも内容がしっくりしない。
ということで実行委員会で話し合い、白羽の矢を立てたのが今や、全国各地で高い評価を得ている「ミツバチの羽音と地球の回転」。高い評価もなにも、つい最近、この映画は今年度の早稲田ジャーナリズム大賞の文化貢献奨励賞に決まり、つい最近、その受賞式があったばかりだ。
(鎌仲監督と「内部被曝の脅威」を刊行した肥田舜太郎医師も招こうと企画中だ)
「原発問題日光実行委員会」の次回・第5回実行委は、12月6日夜、日光市日光中央公民館(旧日光市の日光消防署の裏の日光図書館と併設の2階)で。この日までに、「ミツバチ・・・・」のチラシを完成させ、こここから「用意ドン」になる会議だ。
実行委員のひとりであるわたしは、あいにく、6、7、8日の2泊3日で南三陸の災害支援へ。「チーム日光」のメンバーとして、被災者のみなさんの集会場づくりへ向かうことにしている。そのため、次回の会議にはでられない。が、ツイッターを通じて、知らせたところ、「ぜひ参加したい」という日光の方からリツィートをいただいた。
自主上映会にしろ、原発講演会にしろ、もっと、もっとおおくの市民が、とくに若い人たちが実行委員に加わってほしい、そう思っている。自分もさらに学び、ともに暮らす人たちに広く知らせる一方、脱原発に向けて、やれることをやっていくべきではないかと。
(以下は早稲田ジャーナリズム大賞の公式ページから転載)
早稲田ジャーナリズム大賞
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