ひとりでも愉快に過ごせない人がいくら集まっても・・・ ときには「アフォリズム」的なつぶやきも
(わたしが青年期に影響を受けた好著、フロイト学者・岸田秀さんの『ものぐさ 精神分析』)
ツイッターで20ほど「アフォリズム」(警句)的なものをつぶやいたので、そのうちのいくつかをブログ「砂時計主義」でもアップしておくことに。「村の船頭さん」の年齢になったことが、こうした試みを促したのだと思う。
ひとりでも愉快に過ごせない人がいくら集まっても愉快になれない。ひとりでも愉快な人が集まるとさらに愉快になれる(「戦後詩の長女」茨木のり子さんの詩「一人は賑やか」にそんなフレーズがあるが~)
世の中は白か黒かなんてめったにない。大半は灰色であり、それも濃い灰色から薄い灰色までさまざま。そこからいかに黒っぽいものを見分けてゆくか。そのための知識と経験と情熱の大切さがわかるだろう。
今ある仕事や事柄、あるいは課題にせいいっぱい真正面から取り組んでゆくこと。成功でも失敗でもいいが、そこから思わぬ場面に抜け出したり、縁に出会うだろう。それがきみの道なのだ。
ほんとうの美しさはもっとも普通のところにある。みんなの求める中心点に向かうと、それが平均になるからだ。普通になることほど難しいものはない。
ほんとうの言葉はだれかに教えられた言葉ではなく、本人も気づかないうちにだれかのだれかに向けた駆け引きのないことばに潜んでいる。
死んだことがないので、死んだあとのことはわたしもあなたもわからないが、これだけはいえる。死ぬのが辛いのは後悔が残ってしまうことだ。後悔のない人生ならば、これほどいい人生はない。
あれをやるべきか やめておくか。どうしようか悩んだときはとにかく一歩踏み出してみること。やることの方に向かうこと。後悔をいかに少なくしてゆくか(とはいえ、人生は後悔の連続ではあるのだが~)。
とにかく走りながら取り組んでみる、あるいは走る前に予習を繰り返す。さらには走って予習してまた走って。どのパターンをとるかは自分の経験知や直感力から。何度も失敗してまた次の課題へ。
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