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2012年2月22日 (水)

「3・11」は福島・フクシマで声を大にー 「原発いらない!福島県民大集会(郡山)へ

3・11はなんといっても、犠牲者を鎮魂しなければならない。同時にフクシマについて尖鋭的に問い直す日にしなければならない。問い直すというより、もはやは国内で原発を稼働させることは犯罪に等しいことを声を大にしなければならない。

ということで、「3・11原発いらない福島県民大集会」へ。みなさんもどうでしょう。わたしも会員である「原発いらない栃木の会」でも、3・11当日、宇都宮からバスで郡山の会場へ。弁当付き往復3000円で。問合せなどは以下の「栃木の会」HPで は誰でも見られます

たまたま、なぜ脱原発かー。書き始めたら、これもあれも。結局、15項目にも。今の時点のブログ「砂時計主義」(黒川純)の主張としよう

①地球の地盤の構造上、地震大国である日本、島国で津波が自然に襲来する地形になっているニッポンに原発を林立させてきた恥ずべき決定を白紙にすべきだ②第二のフクシマが起きたら、ほんとうに迷惑を受ける世界から孤立し、「日本沈没」という事態になりかねない想像力を持つべきだ③化石燃料に比べて、資源がそれほどでもないウランの採掘から原発稼働、保守、点検まで、底辺労働者の被曝者を生む歪んだ経済産業構造は許されない。

④原発はいったん深刻な事故が起きれば、海や山や農地や林地、さらに水や魚、農産物、動植物たちにまで深刻な被害を及ぼすのは、フクシマで起きたことだ⑤豊かな自然や土地が荒涼たる姿となり、廃墟の風景が現出し、多くの人たちが先祖からの故郷を追われてしまい、共同体も崩されてしまう⑥チェルノブイリでみるごとく、子どもたちは成長する未来まで内部被曝の脅威にさらされて生きなければならない

⑦「平和利用」をうたいながら、核兵器製造能力保持というときの権力の欲望をいいかげんにここらで断ち切る機会になる⑧半減期でも2万4000年というプルトニューム239など、今に責任がまったくない未来の人類たちにたいする犯罪そのものだ⑨原発みずから生み出した核のゴミを棄てる場所さえ確保できない技術水準にある

⑩わたしたちから3000世代後の「10万年後の安全」の工事が北欧ですでに進められているが、それさえも「完全な安全」を語れないでいる⑪熱や風や石炭、石油などの化石燃料ももとは太陽の恵みから。その太陽エネルギーではない、核というパンドラの箱を開けてつかんだ原発は人類には手に負えない代物だとしるべきだ⑫原発がゼロになっても火力や水力、風力など、さまざまな再生可能エネルギーで電力がまかなえることが明らかになってしまった

⑬エネルギーとして安価だといわれていた原発だったが、いったん事故が起きると、人々や農林漁業、観光宿泊、教育施設など関係方面の避難や補償や除染などもろもろの費用が生じ、実は経済的にも安くないことも知ってしまった⑭フクシマが起きてしまったことで、水を米や野菜や牛乳などの食べ物の汚染度に気を使わせられ、明日の不安を常に抱えさせるそんな代物をなぜ存続させるのか⑮原発がないと雇用が生まれず、企業活動も停滞してしまうなどの反論があるが、雇用も企業活動もわたしやあなたの、わたしたちの命を豊かにするためであり、それを脅かす原発を推進しようとするのは、それこそ本末転倒だ。

以下は主催者の公式サイトから転載。http://fukushima-kenmin311.jp/

日時
 2012年3月11日(日) 12:00~開場 13:00~開始 ⇒集会順序(予定)

 会場
 郡山市 開成山野球場
 (福島県郡山市開成1丁目5−12)
 会場アクセス方法
■郡山駅西口より福島交通バス・各方面行きで「郡山市役所」下車後徒歩2分
■郡山駅西口からタクシーで約10分
■東北自動車道・郡山ICより車で約15分

 駐車場案内
 駐車場は団体バス専用の駐車場のみ、事前予約を受け付けています。それ以外の駐車場は準備できません。郡山駅周辺等の有料駐車場、または公共交通機関をご利用ください。
 集会順序 (変更あり)
<予定>
 12:00~ 開場

 13:00~ オープニング・コンサート
          加藤登紀子 ほか

 14:00~ 県民大集会
          開会あいさつ
          呼びかけ人あいさつ
          大江健三郎さんの連帯あいさつ
          県民の訴え
          黙祷(14:46)
          集会宣言採択
          閉会の言葉

 15:00~ 行進説明
 15:15~ 行進開始

 主催
呼びかけ人により呼びかけを行い、趣旨に賛同する県内の各種団体で実行委員会を結成して主催します。

【呼びかけ人】
 青木千代美 (福島県女性団体連絡協議会会長)
 大石 邦子 (エッセイスト)
 小渕 真理 (アウシュヴィッツ平和博物館館長)
 片岡 正彦 (弁護士)
 熊谷 純一 (福島県生活協同組合連合会会長)
 國井 常夫 (福島県森林組合連合会長)
 玄侑 宗久 (作家・福聚寺住職)
 清水 修二 (福島大学副学長) 呼びかけ人代表
 庄條 德一 (福島県農業協同組合中央会会長)
 野崎  哲 (福島県漁業協同組合連合会会長)
 山﨑 捷子 (国際女性教育振興会会長)

【実行委員会構成団体】
 福島県平和フォーラム
 福島県女性団体連絡協議会
 福島県生活協同組合連合会  他

【後援団体】
 福島民報社
 福島民友新聞社
 東日本大震災復興市民総決起大会実行委員会

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