グーグルアースやエクセルで図示 「日光の会」が高性能環境放射線量計で測定中ー
(グーグルアースに示した25日の奥日光の放射線量。左下は中禅寺湖。写真をクリックすると拡大し、数値もはっきり)
「さようなら原発!日光の会」では、現在、今市、足尾、日光の各地区で放射線量を測っている。線量計に次々と入るデータは、無線でパソコンに取り込み、操作ひとつでグーグルアースにそのまま示される一方、エクセルで折れ線グラフなどにもできる。
このデータを図やグラフで示すことで、地域ごとの線量の程度がつかめるうえ、ホットスポットも判明する。視覚で放射線量を見ることができるので、「シーベルト」の世界がより身近になる(身近になって欲しくはないのだが~)
計測誤差0・8%という高性能の「環境放射線量計」、システム開発の会社、計測技研(高根沢町)が試作したもので、それを好意で「日光の会」に無償で貸し出してくれた。
計測は今市、足尾と進み、現在、旧日光地区など。小中学校や保育園、公園など、子どもたちに関係する道路などを主に、地域ぐるみというか、地域ごど測定している。
(同じく中禅寺湖からいろはさかを下り、右下の小来川で測った放射線量)
持ち運びできる測定器で、走行する車中で測ったり、歩きながら測ったり。ただし、10秒間隔で自動的に測定するので、1時間で360点という膨大なデータ。エクセルで折れ線グラフに転換するときに、ひと苦労がある。
わたしの場合は「パソコン初級」なので、この道の専門家である近所の技術士から「講習」を受けながら、折れ線グラフを作成しているところだ(昨日もきょうも、ありがとうございます。「講師料」は我が家のコウチャンのタマゴ3個なのだが)。
あしたはサトウさんとエツコさんが旧日光市内などを計測。あさってはわたしが川俣、栗山、湯西川、福島県境にある三依、鬼怒川・川治などを測定するつもりだ。
これらのデータは5月1日夕に開く「さようなら原発!日光の会」の実行委員会で報告。総会に向けた論議とともに今後の取り組みを議論する際の材料になるだろう。測定結果に「乞うご期待!」。
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