ありがたいのだが、もうしわけないとも 三陸の仮設住宅からも「除染署名」
「国の除染費用負担を求める要望署名」(事務局・那須希望の砦)は最終盤を迎えるところだが、きょう、日光・霧降高原の我が家に岩手県陸前高田市から40筆の「除染署名」と、やはり40筆の「さようなら原発1000万人アクション署名」が返送されてきた。
わたしはこのブログ「砂時主義」で栃木県北地区を中心に署名活動が始まったことを広く伝えていた。それを岩手県の詩人を中心にした詩誌「堅香子」の同人である陸前高田市の詩友が知り、「陸前高田でも署名を集めましょう」と申し出てくれていた。
陸前高田は承知の通り、街中心部は津波で壊滅的な被害を受けた被災地。昨春、なんにもない現地の光景に蒼ざめて、いや、言葉を失い、日光に戻ってきた。昨秋にも視てきたが、傷跡はまだ生々しいままだった。そこに暮らす陸前高田や大船渡の被災者の人びとが原発被害に遭っているわたしたちのために署名をしてくれたー。
送られてきたその署名簿をよく見たら、住所には「仮設住宅」も。それが3筆もある。それを知ると、署名はほんとうにありがたいが、ますますなんとも、もうしわけないやら。そんな複雑な気持に。きょうの夜、その御礼でメールを送信。「重い署名です」と、大切な署名であることを伝えだのだった。詩友のMさん、陸前高田、大船渡の被災者のみなさん、ありがとうございました。
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