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2012年5月18日 (金)

放射能被害対策の強化を求める 市民団体が要望書、市と初めての懇談も

 「さようなら原発!日光の会」(代表・福田洋吾)は18日、日光市長に放射能被害対策を強化するなどを求めた大小12項目の要望書を提出した。並行して日光市の総務課長、危機管理放射能対策室長や観光、教育など各部門・10人以上の市職員の参加を得て、懇談会を持った。会側の参加者は幼児連れのお母さんも含めて11人。

 会は約1ケ月間かけて、市内全域の放射線量を独自に調査。その結果を伝えながら、除染など放射能被害対策の強化などについて、担当者と話し合いを持ちたいと、会の方から要望。市側がこれに応え、担当室長ら、各部門から出席していただいた。

 懇談会は午前10時から11時半の1時間半。だが、放射線量の測定結果などを伝えたこともあり、話し合いの実質は1時間弱だった。懇談での主な内容は、市が方針として優先事項として打ち出している保育園、幼稚園、小中学校の除染はもちろん、それに並行して通学路や公園などについても、早急な除染を行うべきだ、といったことを促した。市は「手をつけられるものはつけてゆく」などと応じたが、いまひとつ?という印象が残った。

 さらに、放射能被害問題の懇談に危機管理放射能対策室のほか、各部門から参加しないと、懇談できないような体制ではなく、対策が一本化できるよう、体制の強化(要望では「放射能被害対策課」(仮称)の新設)などを求めた。

 また、南相馬市では昨年7月には「除染マニュアル」が作成されている例も挙げ、日光市も住宅の除染などに役立てる「除染マニュアル」を早急に作成し、市民に配布すべきだと求めた。

  これについては市は、7月から18歳以下の子どもがいる世帯で0・23μ㏜/h以下で除染を希望する場合は個人で実施してもらい、必要な用具の配布・貸し出しを行う(18歳以下の子どもがいる家庭で0・23μ㏜/h以上は市が除染を実施)。それまでには「除染マニュアル」を作成・配布することになるとした。

 甲状腺エコー検査などの意見交換では市民と市との考え方の違いがでていたが、詳しいやりとりはのちほど。

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Dscn8709 (放射能被害対策強化について、日光市と懇談する「さようなら原発!日光の会」のメンバー=18日、日光市役所会議室)Dscn8710 (市との懇談には我が子をあやしながら参加した「さようなら原発!日光の会」のお母さんも)

(以下は「さようなら原発!日光の会」の会報 『げんぱつニュース 第10号』(5月18日)

鎌仲ひとみ”さんの話を聴きましょう!

 122日に今市中央公民館で開催した映画会『ミツバチの羽音と地球の回転』の監督である、鎌仲ひとみさんが栃木県母親大会in日光(6月10日、日光総合会館)に、「原発とわたしたちのくらし」記念講演講師として日光市に来られます。この機会にぜひ、生の話をみんなで聴きましょう。

日光市長あて“要望書”提出する

~日光市危機管理・放射能対策室との懇談会~開催される

 518日(金)10時から1130分まで、日光市役所内会議室において当会との懇談会が開かれ、日光市側からは、総務課長、対策室長はじめ、学校、観光関係担当者など10名、当会から11名が参加して行われました。

要望書は、「放射性物質から子どもを守り、もとの環境を取り戻す対策の充実を求める」とする内容で、当会のメンバーが約一か月間かけて市内全域を測定したデータをもとに、「原発事故による放射能被害者を日光市から一人も出さない」との構えで、除染作業を本格化し、体制を強化して欲しいなどの切実な要望を述べました。

「国の除染費用負担を求める要望署名」49000筆を提出

 多くの方から協力を頂いた「除染署名」は、49000筆を超え、環境省と面談の結果、「町(市)が除染計画を策定し、その中で個人宅を除染する形のものについては、国は費用を負担する」との回答を得ました。当会を通しての署名数も2500筆届けられ、これらの力が国を動かしたものと言えます。

「脱原発一千万人署名」は5月末日まで行われます

 5月5日に国内の全ての原発が停止し、エネルギー問題が“脱原発”の方向に大きく転換されようとする中で、大飯(福井県おおい町)原発の再稼働が、予断を許さない状況です。引き続き署名行動を強めましょう!署名簿など必要の方はご連絡下さい。

527日(日)13001500今市“かましん”さん前にて署名行動を行います。参加下さい。

Dscn8706 (「さようなら原発!日光の会」との懇談に参加した日光市の総務課長ら職員のみなさん)

Dscn8702 (懇談ではグーグルアース上に図示したり、グラフ化したりできる環境放射線量計による全市内の測定結果を市側に伝えた)

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(以下は本日の18日、日光市長に提出した「さようなら原発!日光の会」の要望書)

放射性物質から子どもを守り、もとの環境を取り戻す対策の充実を求める要望

<要望の趣旨及び理由>

「原発の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法」が平成24 年1月1日より完全施行された。日夜被曝の不安を抱え生活している日光市民は一日も早い事故以前の環境回復を願っている。我々<さよなら原発!日光の会>は、携帯型シンチレーション測定器で、ほぼ全市を一巡して測定した結果、局所的汚染地点など多々発見した。住民は「わからないで不安だったが知ってよかった。放射能の高い所に近づかなければ住み続けられる」と市によるきちんとした対処を求めている。

また、ご存じの通り、<責任ある除染を国に求める連絡協議会>は、4月26日、法律で定められた通り、年間追加被曝線量1ミリシーベルト以上の個人住宅の除染を国の費用負担で一刻も早く進めてほしいと、要望書と4万9千人分の署名を提出して環境省と面談交渉した。高山政務官は「町()が除染計画を策定しその中で個人宅を除染する形のものについては、国は費用負担する」と明言した。日光市は速やかに市民の住居の除染にも取り掛かり、子供が不安なく生活でき、健康に成長できる、核汚染以前の環境を取り戻す対策の充実が急がれる。

 そして、先の原子力発電事故による、すべての生命と環境にもたらされる計り知れない被害を、ふたたび繰りかえさせては意味がない。もとの環境を取り戻す対策の充実を求めるとともに、自然エネルギー中心社会へ転換し原発に依存しない社会の実現を目指す先頭に、市長が立つことを要望する。

<要望事項>

1 子どもを安心して育てられる環境を速やかに実現させること

   日光市のすべての子どもの健康に不安をもたらすヨウ素131等被曝による甲状腺のエコー検査など実施すること。

   学校給食の放射性物質検査は、「日光学校給食センター」「藤原学校給食センター」の2カ所による当該児童に提供した給食1食分1週間ごとのまとめ検査の実施が現状であり、全校を対象にした検査体制を備えること。

    18歳以下の子供のいる家庭(7600世帯)の除染実施に見合う市の体制強化を求める。

2 食物(農作物)の放射性物質濃度検査の充実を求める

   市は日光ブランドセンターばかりでなく、総合支所単位に、食料・農水産物等の精度の高い検査機器を備えた測定室を設置し、児童の給食の安全・住民の食の安全をはかること。

   市は水田、畑などの土壌・たい肥・腐葉土の放射性物質測定器を備えて耕作者の必要にこたえ検査すること。

   農産物の出荷停止、その他検査結果の発表は、全市民に届くように改善すること。

3 除染実行を本格化すること

   3月に出された、環境省「放射性物質による局所的汚染箇所への対処ガイドライン」に基づき、調査及び対処・除染を実施し、その際、住民と一緒に線量を測り、それぞれの住宅、水田や畑の汚染状況を正しく知り過度な不安を取り除き、対処の協働関係を構築すること。

   学校等における放射線測定の手引きは、昨年8月文部科学省が出し、速やかな除染が求められていたが、いまだに空間線量が高いままである。子供や周囲住民にもわかるように「校内・通学路等汚染状況マップ」を明示し、ただちに除染を実行し、それまでは立ち入り禁止など明示すること。

   <責任ある除染を国に求める連絡協議会>に示した環境省の明言を活かし、市は除染実施計画にもとづいて保育園、幼稚園、小中学校など18歳以下の子供のいる世帯の除染を行うが、併行して通学路,公園などの除染も早急に実施すること。個人住宅についても除染取り組みを開始し、東電と国に費用負担を要求し、市内の業者の力を活かし、また、住民からの情報を活かし、住民団体との提携を密にして遅れを取り戻し進めることを求める。

   除染に当たり、住民に放射性物質除染マニアルを配布し、適正な除染土壌の保管法の指導を行い、「汚染土壌」と表記した袋などを配布し保管状況の実態を掌握すること。

4 原発事故による放射能被害者を日光市から一人も出さないとの構えで、放射能被害対策課(仮称)を新設するなど、体制を一本化して強化すること。

5 日光市長は、原発に依存しない社会の実現を目指す全国の市町村長らが結成した、<脱原発をめざす首長会議>に参加し、未完成な技術で最終処理もできない核エネルギーから、自然エネルギー中心への大転換の先頭に立つことを求める。

上記の諸件につき、2012618日までに、回答を頂きたく要望いたします。 以上。

Dscn8699 (市側との初めての懇談会であいさつする「さようなら原発!日光の会」の福田洋吾代表。わたしたちが使った環境放射線量計についても説明を加えた)

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コメント

ご苦労様でした。お願いです。明るい町に写真を転載させてください。久保田

除染に対するスピード感に違いを痛感。原発事故から1年以上が経過しているのにもかかわらす、「日光は進んでいる」と言っているようでは困ったものです。どのような回答が出てくるのか、楽しみ(?)ですが、気を抜かずに、あきらめずに頑張りましょう!

くぼたさま
どうぞ、ご自由にお使いください。要望書づくり、ごくろうさまでした。

 えっちゃんへ
そう、なにか日光はよくやっているような口ぶりでしたね。あれには?。それにしても防災も兼務の放射能対策室では、なんとも。

日光の汚染状況をしらべつつあります。

よろしかったら、下記のHPをご覧ください。

http://www7.ocn.ne.jp/~raddef/

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