「再稼働、反対!」に次々とアイコンタクト 撮影する女性の健気な声が印象的
(首相官邸に向かって「再稼働反対」とコールする人々。写真は東京新聞23日付1面転載)
「再稼働反対!」ー。そう呼びかけながら、22日夕から夜にかけて首相官邸前で大飯原発再稼働に抗議する人々を撮影して歩くその映像がTWITTERで流された。デモを撮影した動画はさまざまにあるが、抗議する人と撮影する人が一体になったこうした映像は珍しい。
撮影しながら「再稼働反対」と呼び掛けると、抗議で集まったさまざまな人たちがアイコンタクト。うなづいたり、手を振ったり、唱和したり。中には手話で応える女性も。声からして若い女性らしい撮影者の涙声もまじりながらの懸命な様子がうかがえる。
もともとはTWITTER友達?というのか、歌手・チグリハーブのつぶやきをフォローして、見つけた動画だ。よく観ていると、当のチグリハーブもほんの一瞬だが、カメラに手をふっている様子も写っている。この動画を観ていると、再稼働抗議で集まった「4万5千人」は、ほんとうに普通の人々であることがよくわかる。
毎週金曜日夕から行われているこの抗議集会・デモ。4000人、1万2千人、4万5千人ー。週を重ねるごとに膨れ上がっている。次は29日。「鉄は熱いうちに叩け」ではないが、私もこの熱気の渦へ。抗議の意思を示す人々が「10万人」規模になってゆけば、また再稼働問題は一気に次の舞台が用意されるのではないか。
ということで、「紫陽花革命」とも呼ばれるようになってきたこの抗議行動。「再稼働反対!」と、懸命に掛け声をかけながら、22日の集会・デモの人びとを撮影した動画をブログにアップすることに。それにしても、これを撮影した女性に会ってみたい、そう思える健気な呼び掛けが印象的だ。
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