野田総理、東京電力やマスコミ18社に送付 「大飯原発抗議」アピールをCRTが報道
(「さよなら原発!日光の会」の「第一回総会ぎあん書」表紙から)
「さよなら原発!日光の会」が7日の総会で採択した「大飯原発3、4号機の再稼働に強く抗議する」アピールについては、本日の9日、野田総理(内閣府)や東京電力本社、さらに栃木県内の新聞、テレビ、フリーペーパーの計18社に、いずれもファクスで送付した(東京電力にはファクスとメールで、内閣府はメールで)
そのうち、ラジオのCRT・栃木放送は午後6時と9時に、このアピールを流した(ほかの時間もやっていたのかどうか?。わたしは6時と9時は聞いている)。地元のラジオ局がいちはやく、反応し、報道してくれたことはありがたい。栃木放送では記事ブログでも掲載。その内容全文がラジオから流れていた。
(以下は栃木放送が流したニュース)
日光市で脱原発を目指して活動している市民グループ「さよなら原発! 日光の会」は7日、日光市で開いた総会で福井県にある関西電力・大飯原子力発電所の再稼働に抗議するアピールを採択しました。
「さよなら原発! 日光の会」は、去年の夏に原発問題に関する実行委員会からスタートし、ことしの春、現在の会になりました。
総会は日光市民らおよそ50人が参加して開かれ、大飯原発3号機とこれから予定されている4号機の再稼働に抗議するアピールを全会一致で採択しました。
アピール文によりますと、去年3月の東京電力福島第1原発事故の原因が明らかにされていなく、事故そのものが収束していないとしたうえで、「原発は危険性を伴ったまま処理もできず、未来の世代につけをまわす核のゴミを生み出していく」として、大飯原発3号機、さらに4号機の再稼働に強く抗議しています。
アピール送付状
アピールには送付状も添付し、このアピールの位置づけについて、案内している。(以下はその送付状の内容)
野田内閣総理大臣、東京電力、栃木県内報道各社さま
「大飯原発3、4号機の再稼働に強く抗議する」アピールの送付について
「さよなら原発!日光の会」総会
2012年7月9日(月)
わたしたち栃木県日光市で暮らす市民を中心につくる市民団体「さようなら原発!日光の会」は7日(土)、日光市日光総合会館で第1回総会を開催し、脱原発の実現に向けた活動計画を決める一方、野田政権が強行した大飯原発再稼働に強く抗議するアピールを総会の名で採択しました。
このアピールは、ふつうの市民がいかに大飯原発の再稼働に憤りを覚えているか、内外に強く伝えるためのものです。わたしたちは脱原発をめざす活動に取り組んでいきますが、なかでも、民意に反して強行されている大飯原発再稼働については、とうてい認めることはできません。その強い声を政府、東京電力、そして、報道各社のみなさんにお伝えしたいと思います。
「さよなら原発!日光の会」は昨夏に立ちあげた原発問題に関する実行委を前身に、今春、この名称に改称しました。この間、講演会、映画会や自治体への働きかけなどを行う一方、「『さようなら原発』一千万人署名」」などにも取り組んでいるところです。この送付文、アピール文、私たちの「歩み」(2枚)の計4枚をお送りしますので、どうぞ、お収めください。
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