鎌仲監督最新作「内部被ばくを生き抜く」へのお誘い 7月7日、日光総合会館で自主上映会
鎌仲ひとみ監督の最新作であるドキュメンタリー映画「内部被ばくを生き抜く」(80分)が7日(土)午後3時から日光市の日光総合会館大会議室で自主上映される。わたしもメンバーである脱原発市民団体「さようなら原発!日光の会」が午後2時から総会を開き、そのあとの記念上映として企画した。
鎌仲監督は昨年度の早稲田ジャーナリズム大賞の文化貢献奨励賞も受けた「ミツバチの羽音と地球の回転」、その作品を手掛けた監督で知られる。つい6月には日光総合会館で開かれた「栃木県母親大会」で記念講演したばかりだ。
上映まであと数日に迫ったが、これまで宣伝が少し足りない、それがわかったので、この機会にPRを。この作品は「内部被爆」を身近に知るにはうってつけの映画だ。これまでそれぞれが学んできた知識を確認したり、リアルな解説に新たな知識を得たり。さまざまに刺激を受けるのは間違いない。
映画は協力券(前売800円、当日1000円)なので、ぜひ前売券で。問い合わせは代表の福田さん(090・8803・9790)でもいいし、わたし富岡=黒川でもけっこう。連絡をいただければ、予約券(前売券)扱いの800円で。連絡はメールで。qk3y-tmok@asahi-net.or.jp.富岡の.携帯090・5351・3440でも受け付けます。
以下に鎌仲監督のメッセージとその予告編をアップします。
未知なる危機に備えて 監督 鎌仲ひとみ
2011年3月に起きた東北大震災によって原発が4つも爆発してしまった、その後の世界に私たちは生きている。
大量の放射性物質が放出され、広範囲に拡散したことは解っているが、ではどれだけ出たのか実は正確な情報がない。
放射性物質は環境に溶け込み、生態系に入り込んだ。
呼吸や汚染された水・食品を通じて引き起こされる内部被ばくは、この時代に生きる私たち全員の問題となった。
これからいったい何が起きるのか、正確に予測できる人は実はいない。
ただできることはありとあらゆる情報と可能性を吟味して、
「命」を守る努力をするということだ。
放射能は様々な局面で「命」の脅威となりえる。
私たちは生き抜かねばならない、
そのためのささやかな助けとなればとこの作品を作った。
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