嬉しいのだが、読む時間があるのか~? 『伊豆の踊子』、『低レベル放射能の脅威 』、『古本屋開業入門』・・・
.「いい人ね」
「それはそう、いい人らしい」
「ほうんとうにいい人ね、いい人はいいね」
この物言いは単純で明けっ放しな響きを持っていた。感情の傾きをぽんと幼く投げ出して見せた声だった。
そんな場面をもう一度(いや、もう何回も)立ち会いたくて、きょうたまたま寄った今市の書店で『伊豆の踊子』(川端康成)を手に。しかし、まぁ、何度も映画化されたこの名作、わずか35頁なのだ~。
ついでに、『悪魔のいる天国』(星新一)、『38億年 生物進化の旅』(池田清彦)、『ハイデガー拾い読み』(木田元)、『ミシェル・フーコー』(重田園江)、それに詩友に贈ってしまったので、これで何度目かの『どくとるマンボウ航海記』(北杜夫)も。いずれも文庫と新書だ。
今は『内部被曝から命を守る』(市民と科学者の内部被曝問題研究会)、『人間と環境への低レベル放射能の脅威 』(ラルフ・グロイブ、アーネスト・スタ-ングラス 肥田舜太郎/竹野内真里訳)を早急に読み込む必要がある。
だから、きょう求めた文庫、新書はなかなか読むことができないだろうー。それでも、ついつい手元に置きたくなってしまうのだ。それに『古本屋開業入門』(喜多村拓)だって、まだ読み始めたばかり。読みたい本が次々とー。嬉しいような困ったような~。
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コメント
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先日購入した、ぽっぽやを前編音読しました、、、
涙があふれました。
ありがとう、、、
投稿: エル | 2012年9月26日 (水) 16時27分
エルさま
やっぱり泣いてしまいましたかー。それを選んで持ってゆくときに
ちらっと、「エルネストも泣いてしまうのだろうか~」と、思っていました。
わたしはもちろん、映画も小説も(久しぶりに)泣いてしまいましたー
投稿: 砂時計 | 2012年9月26日 (水) 22時36分