薪ストーブ生活、今冬はこのように 杉材に炭団に薪そのもので
14日の霧降高原は白い世界(各地でも)。朝の段階で数センチほどだったが、断続的に降り続け、夕方には20㌢にも。横浜でも2センチの降雪があった、昼のラジオが伝えていた。関東各地でも同じようにきょうは雪の一日なのだろう。その冬に欠かせない薪ストーブとこの雪がよく似会うのだー
白い寒さと薪ストーブの炎との対照がなんともいえない。火とともに生き抜いてきた人類史と自分が重ね合わさって、そんな落ち着いた心身をもたらすのかもしれないー(どうかな?)。
我が家のベランダは40畳あり、そのうちの3分の1に屋根が。それ以外ではもう真っ白。ベランダの机や椅子には白い帽子、ひとつのオブジェ、作品のようだ。新緑の光景もいいが、冬本番のこの様子も。
そこで必要なのが薪ー。冬の王様は薪たちだ。居間の前、ベランダ、ベランダのふたつの屋根付き薪小屋、さらに庭にも。えー、つまり、薪の置き場所としては7カ所もあるのだ~。霧降高原の冬は薪を中心にした生活というのもうなづける。
そのひとつが農機具店経由で分けてもらっている杉材。これは農機具(確か乾燥機)を輸送する際に梱包しておく枠材だ。長さ0・4㍍~4㍍ぐらいなのを、電動ノコで膨大に切断(天気の良い日は毎日)。それを薪小屋に積み重ねている。とにかくめらめらと良く燃える(ただし、すぐになくなってしまうー)
次にくべるのが炭団。マレーシアからの輸入品だ。6本で380円(こんなものだろうー)。この重さが一セット10㌔も。マイカーでは26セット・260㌔(友人と私の分を合わせて)を運ぶのがせいぜい。「薪が今年は少ないので輸入したのです」。そう説明する宇都宮の薪ストーブ専門店で。今冬初めて買ってみた。試しに使ってみたら、これがいい。火力が強く、意外と長持ちだ。もう3度も買い求めた。やはり人気商品なのだそうだ(次回入ってくるのは17日とか~)。
最後が薪の王様そのもの。カシやサクラなどかー。これは近所の日光マウントストーブから購入している。今冬は我が家用(30センチ以下)の切断が間に合わず。ということなので、写真の少し長い薪は少しづつ、私が電動ノコで切断しなければ。晴れた日はその作業が日課になる。
それぞれの「薪」は居間へ。下から、薪、中に炭団、さらに枠材。これを適当にばらけさせながら、ストーブへ。ひとつだけだと、熱くなりすぎたり、燃えが悪かったり。
そうして部屋はぽかぽかと。現在、16時ちょうど。寒暖計を見てみると~、26度。やや暑い。だいたい23度前後がちょうどいい。ということで、今夜は雪見酒だー。薪ストーブの熱燗、肴は酒盗やヤマトイモか。古書店「霧降文庫」を3日間、営業してきたので、ごほうびに。
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コメント
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リビングから見る景色は本当に美しいです。
薪ストーブ生活もかなり慣れたようですね。
今は、火を起こすまでにどれくらいの時間がかかりますか?
投稿: ハル | 2013年1月16日 (水) 08時44分
ハルさん
雪景色もいいが、やはり新緑がさらにいいー。
火は1分で、ただし温まるには1時間~。
今冬も灯油はゼロ。薪ストーブのみですよー(薪代が必要だが)
投稿: 砂時計 | 2013年1月17日 (木) 00時49分