世界を、こんなふうに見てごらん 一気読み、日高敏隆さんの動物行動学文庫
やはり「ソロモンの指輪」のローレンツはでてくる、モリスの「裸のサル」はでてくる、ミジンコのサックス奏者・坂田明はでてくる~。最も面白かったのは「人間、このかわったいきもの」の章ー
「人間は死を知っているから社会システムをつくり、墓や慰めの歌といった、さまざまな文化もつくった。そういうふうに発想するととてもおもしろく、文化人類学にも興味を持った」
「要するに、人間と動物との違いは死と美を知っているか否かにあるのだなどということは「まともに生物だけを見ていたら思いつかない話なのだ」~。
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