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2013年7月24日 (水)

時間意識の変化が投票行動に 意味深い内田樹さんの「オピニオン」

投稿: 栃木の杣人 | 2013年7月23日 (火) 05時14分 
 原発という核爆弾発生装置が54基もあっては、もしも、の不安は常態化している。それを営々と推進の自民党が大勝するなど驚きだ。人殺し政党ではないか。しかし、その政党を支持するのも国民。この現実が結果だと、私の考えが少数だと錯覚してしまう。
 
 原発事故による被爆で移住や恐怖に怯えながら暮らす人は災難だった。それよりも当面の暮らしの向上や景気回復が大事と考えるのが多数を占めているとしか思えない。イチかバチカの博打国家の運営が、これからも営まれる。
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栃木の杣人さま
 
 「イチかバチかの博打国家の運営が、これからも営まれる」-。栃木の杣人さんはそう危惧しておりますが、私の周りにも同じように憂いているともだちがおります。どうしてなのか?。そのひとつの理由について、きょう23日、フランス現代思想の内田樹が、説得力ある文章を展開しておりました。朝日新聞朝刊「オピニオン」です。
 
 いわく、経済のグローバル化によって、政策の内容には関係のない「決められる政治」とか「スピード感」とか「効率化」という語が政治過程のメリットとして語られるようになってきた。この数年のことだという(確かにーそう私も思う。これに「決断力」なども入るだろうー)。今回の参院選の結果はこのような有権者の「時間意識の変化」(「」を付けたののは私)をはっきり反映しているのだといいます。
 
 その時間意識の変化は経済のグローバル化が政治過程に侵入してきたことの必然的帰結だと指摘しています。そして「政治過程に企業経営と同じ感覚が持ち込まれたのである」と。その「短期決戦」「短命生物」型の時間感覚が政治過程に入ってきたというのが、内田氏の「見立て」です。
 
 その結果として、原発の核廃棄物の処理コストがどれくらいかかるか試算は不能だが、それを支払うのは「孫子の代」なので、それについては考えないなどを例に以下のように指摘しています。
 
 「目先の金がなにより大事なのだ。『経済最優先』だと参院選では候補者たちは誰もがそう言いたてたが、それは平たく言えば『未来の豊かさより、今の金』ということである。今ここで干上がったら、未来もくそもないいうやぶれかぶれの本音である」。つまり今だけが大事の政治を選んだということでしょう。
 
 内田氏はこれについて荘子から例えます。「古人はこのような未来を軽んじる時間意識のありようを『朝三暮四』と呼んだ」(現在で「朝三暮四」の言葉は、狙公が猿を籠絡したということから、「人を籠絡してその術中に陥れること」とか「詐術を以て人を騙すこと」とかの意味に使われている)。
 
投稿: 砂時計 | 2013年7月23日 (火) 15時03分

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