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3日かけて読み終えたが、この脱力感は、はんぱではないー。
小野さんの長い「書評」のなかで、確かにそういう感覚がー。というのが、以下の2行だー。
「あり得ないと思えるほどの人生の転変、転落。なのに緒方やゆかり、そして周囲の人物たちの人生のどれかが自分のものであっても全然おかしくないと思えてくる。」
...
朝日新聞書評
[評者] 小野正嗣(作家・明治学院大学准教授) [掲載]2013年03月24日
■転落する人生辿り問いかける 小説なんて所詮(しょせん)作り話の他人事(ひとごと)である。なのにそれが、漠然と誰もが感じている時代の空気を、どんな言葉よりリアルに感じさせる。だからいま我々はもっと見る
市民団体「さよなら原発!日光の会」の忘年会~。いつもの人もはじめての人も。幼児も一緒に?。それにしても、当日の「緊急参加表明」が、5人前後だったか?。
19日は「天空の収穫祭」の忘年会、20日は「日光の会」の忘年会と、連日ー。21日夜、ようやく心身がほぼ元の状態に~。いやはや、若い時と違って、回復に時間がかかっています。
この後、さみだれ式の参加があり、最終的には、延べ17人。「定員」?、ぎりぎりでしたー。会費1000円。カレー、おにぎり、野菜炒め、天ぷら(会員委託?)、
お化けコロッケだ、特大サラダだ、スパゲッティに差し入れの燻製や郷土料理、美味しいうどん、ケーキにスパーリングワイン、特製卵焼きに焼酎、樽酒に純米酒・・・
全部に手をつけられた参加者がいるのかどうか?―。というくらい、てんこもりでした。とある交響楽団員でもある会員によるクラリネット独奏もあり、音楽も楽しんだひと夜でしたー。
日光霧降高原「天空の収穫祭」の忘年会ー。ふだん忙しい人たちが、20人も「スパッー」と、集まって、お互いを祝ってしまうところが、この地域の、この人たちのすごさー。そのくらいの「地域力」があるー。見習いたいものだー。
話題は・・・民俗学の宮本常一、生態学の南方熊楠、人類学の今西錦司、そしてフィンランドの「オンカロ」と小泉元首相の脱原発論、霧降高原での地域通貨の「導入」、日光工芸大学(仮称)の創立ー自然、観光、工芸、歴史、宗教、地域の各学科ー、
岩波新書庫ならぬ「日光新書」の発刊へ、結婚相談と劇団と信頼、若い世代の人脈づくりと忘れえぬ北海道、日本酒のうんちく、歴史的な鳥獣保犯罪護事件、知られざる日光の「聖地性」、中禅寺湖と各大使館、日光の文化性、・・・などなどー。
話題は尽きなかったが、20日の「さよなら原発!日光の会」の忘年会があるので、早々に引き揚げたのだった~
残念~。
ただいま、日光霧降高原は本格的な冬の季節へー。今が大事なのが、薪づくりー。いろいろと用事があり、だいたい2日に1回、2時間強は、薪づくりなのです。
ご近所の折れた大木を拾い集めたもの、お隣が伐採した大木をさらに切断したもの、農器具会社の農機具の大量の型枠材、友人が分けてくれた薪材・・・。
さまざまな種類の薪を電動チェンソーか電動丸ノコで切断、それをさらに斧で、「エイヤッ」と。1日に50本だったり、板材は600本(最初に火をおこすときに便利)だったりー。
まだまだ、それでも足りない。今月一杯、あるいは1月も、こんな日々が続くことになるだろうー、大変は大変だが、薪が積み上がってゆく「楽しみ」は、なんとも言えない「豊かさ」だー。めざせ!薪大臣~(笑い)というところかもー。
「さようなら原発!栃木アクション11・10」(宇都宮城址公園)
「さようなら原発!1000万人署名」呼びかけ人・ルポライターの鎌田慧(さとし)さん挨拶
こんにちは、鎌田です。ごくろうさまです。雨も止んで、太陽が出てきて、絶好のパレード日和になってます。
えー、今、日本では、54基の原発が全部、止まってます。4基は爆発事故で破壊されて、止まってるわけですけど、残る50基も全部、首をそろえて、討ち死にという感じで、止まってます。これは私たちの運動がつくった停止状態です。この状態をとにかくずっ~と引きづっていって、最後の廃炉にする、それまでの戦いが、私たちの戦いであります。私たちの力が、絶対、再稼働させない、という思いを込めて、きょうの集会があると思います。
原子力規制庁という、えー、官庁は、原子力を規制するんじゃなくて、原子力を廃止する官庁に変えてゆく、それが私たちの大きな要求であります。今、政府は規制しながら、再稼働させよう、というふうにしています。そういうまやかしの規制ではない、廃止に向かう規制、規制しながら、廃止に向かってゆく、そのためのこその大衆運動であります。それは、私たちの運動がつくってゆける、私たちが絶対、再稼働を認めない、という、そういう思いで、再稼働させない、そういう運動を今、ずっ~と、つくってきたわけです。
去年の5月5日に、全面停止して、そして、彼らは何と、原発は、安い、安全だ、そして、電力不足だ、という、これは原発をつくった頃からの嘘ですけど、その嘘に依拠して再稼働を始めました。そして、また停止してます。すると、もう一度、また、安全だ、安い、電力不足だ、という三つの嘘、この三つの嘘で再稼働するしかないわけです、彼らは再稼働させる新しい論理を持ってない、私たちは、原発は、危険だ、やる必要がない、未来に害を残す、ということで、原発を止めています。これはまったく変わらない真理でありまして、原発推進派の論理は完全に破綻してます。原発はもう、なくても、何にも不自由のない社会になってます。
原発があることによって、日々の生活が侵される。今、再稼働しなくても、地震があったら、どうなるか、わからない。使用済燃料プールがどうなるか、わからない。そういう不安に脅えて、私たちは生活しているわけで、これは早くとにかく全面的に廃炉にして、そのあと、少しでも安全な対策で解体してゆく、そういうふうな時期に入っています。もう、ドイツは2020年の停止を決めて、廃炉作業に向かっています。そして、自然エネルギーも、どんどん増えてきてますし、自然エネルギーに対する雇用人口も増えてます。そういう形で新たな社会にシフトしてゆける、原発のない社会にシフトしてゆけるということが、実践的に行われています。今、原発を再稼働させよう、あるいは、原発を稼働させよう、あるいは原発を建設しようという、ところは核拡散によって、彼らもまた自分で核武装しようという、そういうことです。
日本はもうすでに核武装する、そういうふうな段階に入っています。再稼働するという論理は、なんにもないー。つまり、安全ではない、安くはない、未来につけを残す、それを再稼働するとしたら、あと、何があるか? 将来の核武装の準備をするためにしかないわけで、それも、とにかくつぶしてゆくー。
今、すでに、ドイツもイタリアも原発は、やらない、というふうにしています。日本だけです。かつてのファショ大国の中で、日本だけが、まだ原発にしがみついている。こういう平和を脅かす問題についても、私たちはとにかく頑張ってゆく。これからの国家秘密保護法もそうですし、集団的自衛権もそうですし、日本がこれからどうなってゆくのかということと、原発をなくして、平和の国家に向かってゆく、ということと、今、せめぎあってます。つまり、再稼働を許さない、という方針は、再稼働を許して、核武装に進もうというところと、せめぎあっています。アメリカと集団的自衛権で一緒に戦うということとも、せめぎあっています。そういう力が、私たち一人ひとりのこの集会に結集している力であります。
これから11月17日に有楽町の街頭で署名運動を開始します。これは山の手線のほとんどの主要駅でー。今、850万、集まってます。まだ、残念ながら、1000万票に到達してない。それをとにかく集めて、集めたのを11月26日、首相官邸に持ってゆきます。そして、11月26日、日比谷野外音楽堂で、集会を開きます。大江さんとか、落合恵子さんとか、まぁ、いろんな方が、呼びかけ人が参加して、首相官邸に持っていって、そして、日比谷野外音楽堂で集会を開く、というふうになってます。ですから、まだまだ、きょうも署名運動をやってくださってますけど、署名運動はまだまだ続いています。首相官邸に叩きつける、私たちの抗議の声を叩きつける、という形で運動を盛り上げてゆきたいと思っています。
それから、えーと、来年の3月に向けて、かつての谷中村農民が東京に向かって押し出したように、押し出しをします。福島から東京に向けて、パレードや押し出し行動をやってゆく、そして、その大きな流れをつくってゆく、そういうふうなことも考えています。これから再稼働阻止に向けて、12月1日に松山で集会がありますし、12月8日にも、「もんじゅ」の集会もあります。私も行きます、ほとんど、集会には行ってます。とにかく、少しでも力を尽くして、この状態を続けてゆく、そして、将来に禍根を残さない、そして、被曝労働者もこれ以上、増やさない。そして、福島の人たちの援護も、とにかく運動として続けてゆく。被曝労働者をつくらない、そして、これ以上、住民の被曝は増やさない、新たな被爆者はつくらない、そして、福島の人たちの援護活動を具体的にどういう形でやってゆくのか、それもこれからの課題になってます。とにかく、私たちの運動は、未来をつくってゆく運動です、未来に向かってゆく運動です。未来を確かにしてゆく運動です。
そして、とにかく健康と命は、この運動によってつくってゆく。もう自民党の中の小泉さんが、もう完全な反対派になってます。小泉さんに対する週刊誌やマスコミの批判は、やはり、自民党の中から、裏切り者が出てきたことに対する恐怖であります。ですから、とにかく私たちの運動は、敵をつくらない、敵を味方にしてゆく、中間派をとにかく反対派にしてゆく、反対派を賛成派にしてゆくー。
そのための、おおらかな、明るい、伸びやかな運動にしてゆく、そういうふうな運動のひとつとして、きょうのデモ行進があると思います。みなさん! ほんとにこの風船で飾られたきれいな集会を、さらに全国に拡大して、全国でいろんなところで、集会を開く。それをとにかくひとつの流れにまとめて、福島から来年3月、東京に向けて、大行進、あるいは、パレードをやってゆく、そういうふうな、えー、目に見えるような大きな運動にしてゆきましょう。頑張ってゆきましょうー。ありがとうございました。
対談集なら、軽く読めるーと、思ったら、大間違い~。マルクスの「資本論」「経済学批判」「経済学批判要綱」、労働力の商品化・・・(これらは若いうちから親しんでいるが)・・・・
ところが、株式イデオロギー、宇野弘蔵経済学、滝沢克巳と黒田寛一、宇沢弘文と姫岡玲治、中原一と滝口弘人、大内力と降旗節雄、不破哲三と金日成・・・・・昔かじってはいるが、それから離れて何年も~。なので、ほとんど、「知恵熱」がー。
いずれにしろ、「熱さまし」のために、本で取り上げられていた何冊かをさっそく注文したのだった。(「資本論研究」全5巻・筑摩書房が、古本市に出ていればいいのだがー)
【注文明細】
1.経済原論/宇野弘蔵/岩波書店
2.『資本論』と社会主義/宇野弘蔵/こぶし書房
3.国家論の科学/鎌倉孝夫/時潮社
カーナビを遮断する「地図に出ていないアメリカ」の急増。軍産イ
書評でこのように 「トップシークレット・ア
12月9日(月)夜、日光市内の「カフェ」で。第一回リアル政治カフェ】が終了!ヘレナ監督のドキュメンタリー映画「幸せの経済学」(2010年制作)-。約70分、それを鑑賞ー。
映画に刺激を受けながら、
秘密保護法と国際ツワネ原則、脱原発と象徴、
治安維持
ナチスと突撃隊、ヒ
マルクス『資本論』発刊をめぐって、味噌作り
保守と極右、ヘイトスピーチの背景、歴史
広瀬隆と坂本竜馬、太
(えっ、そんなに長い時間がたっていたのか~)。
「特定秘密保護法案」の廃案まで、あと一歩です。
10月25日に国会に提出された法案は、そのあまりにも危険な本質が知られるに連れ、各方面から反対の声がどんどん上がり続けています。
今、全国の大半の新聞が社説で廃案を求めており、法曹界、言論人に加え宗教界、演劇人など、続々と反対声明が発せられています。安全保障と情報の権利に関する国際基準から大きく逸脱しているとして、海外からも非難ごうごうです。ニューヨークタイムズなどのメディア、日本外国特派員協会、国連専門家、人権NGOが日本政府を厳しく批判しています。
この法律ができたら、ジャーナリスト、市民運動はもとより、国会議員も処罰の対象となり、裁判も秘密のまま行われます。官僚は情報をいくらでも闇に葬ることができます。情報にかかわる人は周辺も含めて監視され続けます。この国は、国会も司法も手が出せない、官僚独裁の監視国家になってしまうのです。
政府・与党は密室協議を重ねて、みんなの党、日本維新の会と修正合意しましたが、内容はよりひどくなり、国会での大臣答弁は二転三転するばかり。それでも政府・与党は強行採決を狙っています。
圧倒的多数の市民の声を「廃案!」の一点に結集させ、稀代の悪法「秘密保護法案をつぶすために、再び政府と国会に私たちの声をぶつけましょう!
日時 12月6日(金)午後6時半
7時15分 デモ出発
(6時〜6時半=プレトーク)
場所 日比谷野音
主催 「秘密保護法」廃案へ!実行委員会
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「絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わりないように思われます」ー。市民運動を自身のBLOGで批判した石破・自民党幹事長ー。朝日新聞2日付けによると、波紋拡大でデモとテロを同一視した部分を撤回した、という。
東京新聞2日付社会面では、「市民運動をテロとみなして取り締まってゆく国にしようともくろんでいる」と、海渡雄一弁護士。秘密保護法の目線から視線へー、つまり、注視から監視へー、
情報収集からご近所身辺調査へ、抑制から抑圧へー、そして強圧から弾圧へー、尋問から捜索へー。さらに・・・・・。それが「市民運動」に向いているという、何よりの発言、発想、思惑、だろう。
つまり、「お上にたてつくような国民は取り締まるぜ」-、そういう法律だと、「自白」したのと、同じようなことだ。石破幹事長は、「正直」(という皮肉な指摘があるがー)というより、秘密保護法の、「その正体見たり」、というところかー。
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