« 2014年5月 | トップページ | 2014年7月 »
歴史的な記事になるだろうー。非倫理的、非社会的、非人間的ー。そのうえ、非経済的も加わった。これで再稼働ー。もう正常な判断ではなく、狂気の沙汰というべきだろうー。
(以下は朝日新聞記事、FACEBOOKから転載します)
原発コストは火力より割高に
専門家が試算、発表へ
編集委員・小森敦司2014年6月27日
朝日
http://digital.asahi.com/articles/ASG6M4WMJG6MULZU00H.html?iref=comtop_6_01
運転を止めている全国の原子力発電所が2015年に再稼働し、稼働40年で廃炉にする場合、原発の発電コストは11・4円(1キロワット時あたり)となり、10円台の火力発電より割高となることが、専門家の分析でわかった。東京電力福島第一原発の事故対策費が膨らんでいるためだ。政府は原発を再稼働する方針だが、「コストが安い」という理屈は崩れつつある。
電力会社の経営分析で著名な立命館大学の大島堅一教授と、賠償や除染の調査で知られる大阪市立大学の除本理史(よけもとまさふみ)教授が分析した。近く専門誌に発表する。
両教授が、政府や東電などの最新資料を分析したところ、福島第一原発の事故対策費は約11兆1千億円に達した。政府が昨年12月に示した「11兆円超」という見積もりを裏付けた。
発電コストは、発電所の建設費や燃料などの総額を総発電量で割って計算する。民主党政権がつくったコスト等検証委員会は11年12月、原発の発電コストを実態に近づけるため、実際にかかる事故対策費や政策経費も総額に加えることを決め、試算した。
このときの事故対策費は約5兆8千億円とされ、原発の発電コストは8・9円と試算された。04年の経済産業省の試算は5・9円だった。大島教授が今回、この計算式に約11兆1千億円の対策費を当てはめたところ、9・4円になった。
原発の再稼働手続きが進む実際の状況に近づけようと、停止中の原発のうち40年の「寿命」を迎える5基を除く43基が15年に再稼働し、40年で廃炉になる条件を加えたところ、11・4円になった。これだと、同委員会が出した石炭火力の10・3円、LNG(液化天然ガス)火力の10・9円と比べて、原発は割高となる。
政府は4月に決めたエネルギー基本計画で原発を「重要なベースロード電源」として、再稼働の方針を明記。昼夜を問わず発電が安定していることや、コストが安いことなどを理由に挙げていた。
事故対策費の一部は、電力各社が電気料金の値上げ時に料金の原価に加えており、電気利用者の負担増につながっている。(編集委員・小森敦司
資本主義とは内在的に「過剰・飽満・過多」を有するシステムなのです
いやはや、最近になく、魅力的で確かな視点を提示している新書だ。新聞でも話題になっていたのに加え、「ともだち」のWさんから勧められたことで、一気に。読書灯でも読んだのは久しぶり。浜矩子さんの「新・国富論」などもなかなかだが、今一歩で、肩すかしをくってしまう。
それに比べ、この新書はさらに論旨が鮮明で、経済の数値や物価の歴史、西欧の盛衰もしっかり書き込んである。
ほんとに面白いので、TWITTERで10回にわたって、ツィートしたのです(それほど反応はないが)。結論は「魅力的な視点がいっぱい」その⑩だがー。結局は、私たちなどがめざす「懐かしい未来」の発想と同じだった~。と、いうことがわかったのです。
グローバリゼーションについての「中心」と「周辺」、サプライム・ローンと非正規労働者、9・11と3・11福島原発事故、西欧の終焉、ルターの革命とマルクスとケインズ、アブラハムのノアの方船が元祖だという「蒐集」という資本主義の宿命、「海の帝国」と「陸の帝国」の興亡。各章のそこここにさまざまに展開・刺激される指摘がいくつも。
ということで、きょうの午後、twitterでつぶやいたことを以下に(①~⑩の順序は逆ですがー、それぞれ私が気に入ったフレーズです)。 新書にしては、内容が盛りだくさんの本です。
国家戦略室審議官をやっていたというから、「どうせー、同じような話が~」と思って、敬遠していたのですがー。いやいやどうして、ぐっと読ませます。というか、考えさせられますー。こんな論点の人はいるのだろうが、ここまできちっと小気味よく、説得力がある文章はなかなかおめにかかれない。
(以下はTWITTERに送った文章です)
魅力的な視点がいっぱい⑩「資本主義の終焉と歴史の危機」(水野和夫)から(完)そのためには(定常状態を実現させるためには)「より速く、より遠くへ、より合理的に」という近代資本主義を駆動させてきた理念もまだ逆回転させ、「よりゆっくり、より近くへ、より曖昧に」と転じなければなりません
魅力的な視点がいっぱい⑨「資本主義の終焉と歴史の危機」(水野和夫)からー もはや地球上に「周辺」はなく、無理やり「周辺」を求めれば、中産階級を没落させ、民主主義の土壌を腐敗させることにしかならない資本主義は、静かに終末期に入ってもらうべきでしょう
魅力的な視点がいっぱい⑧「資本主義の終焉と歴史の危機」(水野和夫) リスクの高い新技術によって低価格の資源を生み出そうとした原子力発電も、3・11で、福島の人々の未来を奪っただけでなく、数万年後の未来まで放射能という災厄を残してしまいました
魅力的な視点がいっぱい⑦「資本主義の終焉と歴史の危機」(水野和夫) 利子は、神に帰属していた「時間」を人間が所有することを意味していました。その結果、たどり着くゼロ金利というのは、先進国12億人が神になることを意味します。「タイム・イズ・マネー」の時代が終焉を迎えるということです
魅力的な視点がいっぱい⑥「資本主義の終焉と歴史の危機」(水野和夫) なぜならバブルとは、資本主義の限界と矛盾とを覆い隠すために、引き起こされるものだからです
魅力的な視点がいっぱい⑤「資本主義の終焉と歴史の危機」(水野和夫)ー 『火山に恋して』でこのことを象徴的に描写しています。「偉大なコレクションとは膨大ということであって、完成しているということではない(中略)蒐集家が必要とするのはまさしく過剰、飽満、過多なのだ。
魅力的な視点がいっぱい④「資本主義の終焉と歴史の危機」(水野和夫) 資本主義とは内在的に「過剰・飽満・過多」を有するシステムなのです。スーザン・ソンタグが『火山に恋して』でこのことを象徴的に描写しています。「偉大なコレクションとは膨大ということであって
魅力的な視点がいっぱい③「資本主義の終焉と歴史の危機」(水野和夫)
巨大バブルの後始末は・・・「冨者と銀行には国家社会主義で臨むが、中間層と貧者には新自由主義で臨む」(ウルリッヒ・ベック『ユーロ消滅?』)ことになっていて、ダブル・スタンダードがまかり通っているのです
魅力的な視点がいっぱい②「資本主義の終焉と歴史の危機」(水野和夫)から EUで言えば、ギリシャやキプロスなのです。21世紀の新興国の台頭とアメリカのサプライム・ローン問題、ギリシャ危機、日本の非正規社員化問題はコインの裏と表なのです。
魅力的な視点がいっぱい①「資本主義の終焉と歴史の危機」(水野和夫・集英社新書)から 資本主義は「周辺」の存在が不可欠なのですから、途上国が成長し、新興国に転じれば、新たな「周辺」をつくる必要があります。それがアメリカでいえば、サプライム層であり、日本で言えば、非正規社員でありー・・・
SFを読みたい「胸騒ぎ」?がしたので、そこは「2001年宇宙の旅」(映画は1968年封切たったという。すると、私が観たのは1970年代か?)の原作者、アーサー・C・クラークで。
そのベスト集のひとつ。表題の短編「90億の神の御名」(ご存じ、ハヤカワ文庫)は・・・。50年代JAZZ時代に書かれた作品だ。解説によると、この作品の発表後、意外な人物から反応があったらしい・・・ダライ・ラマその人だそうだ。 (作品を読めば、意外な人物ではなく、当然だと思うー)。
最後の3行は背筋が凍るようだ。
「見ろ」とチャックがささやき、ジョ-ジは天をふり仰いだ。
(万物必ズ終ワリアリ)
頭上で、音もなく、星々が消えていきつつあった。
1カ月の電気代190円・・・ひぇ~。。1900円ではなく、なんと・・・
190円ー。そこに向かう動機がはっきりしている。「第二章 断・電気宣言から5アンペア契約」にある、やりとりだ。
「ぼく、あの原発事故のとき、福島にいたんです。福島県民だったんです。だから、もう電気はあまり使いたくないんです」
そこまで話したところで、彼が何度もうなずいた。大きく一度、二度。
「そうでしたか」
福島にいた。その一言で、なぜ5アンペアなのか、すべてを理解してくれたようだ。青年の顔に申し訳ないというような感情が浮かんだのを見て、ぼくはそれ以上力んで話すことは止めた。
「わかりました。5アンペアということで、契約を変えさせていただきます」
40アンペアから5アンペアの契約へ、その際、ブレーカーの切り替え工事が必要だが、その工事を担当する東京電力の工事の男性と斎藤記者とのやりとりだ。私も彼の記事を読んで、とりあえず、30アンペア契約を20アンペアへ。その作業、10分ほど。あっという間だった。だが、5アンペアとなるとー。 次々と家電を手放す。炊飯器、冷蔵庫、電子レンジ、トースター、エアコン、たこ焼き器、魚焼きグリル・・・。それに対応して、ガス鍋ごはん、保冷庫、ほうき、扇風機、ゴザ、・・・。夜に冷蔵庫を切り、出掛けるときはブレーカーを切りと。そしてシェルターとしてのキャンプングカー購入、さらに自家発電所設立ー。その名も、わっはっはと、笑ってしまう、「健康第一電力」、略して「健電」(これは名前の健一郎からとったのだろう)。
それにしても頭が下がる挑戦だ。私も彼の朝日新聞記事に触発されて、断・電気宣言へ(以前はじゃぶじゃぶと使っていたのではあるがー)。もともとクーラー、掃除機はないが、テレビを廃棄、電気ポット、トースターは押入れへ。かなりをLEDに切り替えている。だが、まだ冷蔵庫、電子レンジは手放せないでいる。なので、月額190円は夢物語だ。それでも、この本を読んで冷蔵庫の使い方や炊飯器ではないごはんの炊き方などは、改めて学ばせてもらった。
もともと彼・斎藤健一郎記者の断・電気宣言生活の記事は社会の関心を呼んでいた。その記事を読んでいた私たち「原発いらない栃木の会」が、昨春の総会記念講演を彼に依頼。宇都宮で講演をしてもらったうえ、親しく懇親も(実は私の同僚記者でもあったのでー)。そのときは「健電設立計画」まで。その後の取り組みも含めて、〈いやはや、えらいね。私も少しは彼に近づいていかないとー〉。
思わぬ難問に「はて?、どんなふうにしたら」と、立ち止まり、ひとつづづ乗り越えてゆく様子もほほ笑ましい。文章のタッチや視線の優しさはこの筆者の性格なのだろうー。脱原発のもうひとつの「方法」がここに。さまざまな工夫を提示する生活の知恵もそこここに。そのように読んだのでした。お薦め本です。
韓国・鄭智我(チョン・ジア)の小説「歳月」。書評で気になり、ネットで購入ー、なにげなく読んでいたが、これがなかなかー、というより、これは今、日本で読まれるでのではと。短編8篇とも老いてゆくことがテーマだ。それも韓国の歴史を背景に。そこにひとつの、ほとんど「哲学」も。
ふだん、小説はめったに読まないのだが、こうした小説なら、読みたい、そう思ったことでした。彼女のほかの本もこれから読んでいこうー。この本をきっかけに、これから日本のファンが増えるではないかー。そう確信させるような名編ばかりだ。
以下の「いとうせいこう」の書評からも、読みたい人は読むことにになろうー。
老いに焦点、人間の必然描く
重力の強い文体と描写、人間の愚かさ純粋さへの透徹したまなざし、あるいは哀れみや共感によって、読む者を足元の土へと引きつけ続ける韓国女性作家の短編群である。
解説によれば鄭智我は1990年両親を描いた『パルチザンの娘』を発表するが、国家保安法により発禁。自身逃亡生活をせざるを得ず、実際のデビューは6年後だという。
この短編集にも麗水(ヨス)14連隊に所属して反乱を起こす男や、韓国が単独政府を樹立することへの反対闘争に身を投じた男女、つまり作家の両親に似た人間が出てくるが、しかし決して政治が前景にある小説にはならない。
人が老いていくこと。8編はすべてそこにぴたりと焦点を合わせる。記憶のない母と2人だけで山に暮らす寡黙な男、ボケていく父を見つめる初老の男と母、あるいは出会った女の若さに心地よく翻弄(ほんろう)される中年女とさらに年を取った女からの視点など、自分と他人の老いをそれぞれの微妙な関係の中でがっちりと描きながら、悔恨と諦めとあきれ笑いで包み込むのだ。
作家から日本の読者へのメッセージも末尾についていて、彼女に限らず多くの韓国人読者が日本作家の作品を受容していることがわかるが、反対のことも彼女を通して起きなければならないだろう。
「限りなく軽快になっている今の時代に似合わない小説かもしれません」とも鄭智我は言葉を寄せている。確かにそこには日本で書きにくくなった近代小説の骨頂がある。書きにくさはどうやら韓国でも同様なのかもしれない。
だが、この世に生まれてきてしまった者が、食べなければ命を保てず、どうあろうが育ち、働かざるを得ず、心は時に傷つき、やがて親や兄弟が老い、自分もまた年月に吹きさらされていくのは世界中のあらゆる人間の必然である。
書かれなくなりつつある必然から目をそらさないこの作家の小説が我々には必要だ。
◇
橋本智保訳、新幹社・1944円/チョン・ジア 65年生まれ。作家。著書『幸福』『春の光』など
今の社会が抱える「課題」への問題提起はいつものことながら、すばしっこい香山リカさん。だいたい先まで踏み込んではくれないのだが、こちらの関心領域もカバーしてくれてはいるのです。
つんく♂の「2013年のモーニング娘。論」を引き合いにして、こう記している。
「つまり、SMSが普及して変化したのは、単に1回の発言量が短くなったり何回かに分けて投稿されたりするようになったことだけではない。『何のCDを買った』『いま聴いている』といったファクト以外の感想や批判じたいが書かれなくなった、というのだ」。
「この流れは単に『文章のスリム化』ではなくて、『思考や感覚のスリム化』ではないのか、と薄々(つんく♂は)、気づいているとも思われる」
私もFACEBOOK、TWITTER、BLOGをやっているが、このところ(2年くらいかー)。振り返ると、長い文章を書くことが少なくなっている。これは意識してやっているのではないのだがー。ふ~む・・・、私も「思考や感覚のスリム化」時代の流れにはまってきたのかどうかー。
もっとも、香山さんは、こんないい問題提起をしているのだから、さらにその先をきちんと「大展開」して欲しかったー。と思いつつ、読み終えたのでした
悪戦苦闘3日間ー。メールの送受信が「凍結」してしまい、にっちもさっちも。5月23日から、「そのうちに」と思っていたら、はや半月。契約サポートセンターに問い合わせたが、「お手上げ」~。
「こりゃ、いかん」~と、グーグルで解決方法をさまざまに検索。その結果、ローカルディスクのクリーンアップ、古いメールの処理、プロファイル設定挑戦など、あれこれと。ようやくメールクリーンアップで、なんとかー。
この間のメールは1500通(大半はFACEBOOKから)。大事な用事もいくつかありましたー。ということで、ようやく7日今夜、「開通」しました。ともあれ、ほっと一息。とはいえ、TWITTERもこの1カ月、凍結しているので、この解凍もしないといけないー。
ひょぃと寄った書店の正面棚にあったので、つい手に(店長さんたちの「店長」によると、今市店になかったのがわかり、きょう他店から移してきたのだという。斎藤健一郎記者の「5㌂生活」はなかった~)。そのまま近くの可否店で読み始めたのです。
内田樹の「街場本」シリーズ?というのか、新聞の広告論で知っていたので、中身以前に「買い物籠」へ。(内田の「街場論」には、「文体論」とか「中国論」とか、さまざまに・・・)。今回はなんと、「共同体論」~。はて・・・、第一講が「父親の没落と母親の呪縛」。「?」だったのだが、どうしてどうしてー。
やはり、そこは内田樹。第三講「消費社会と家族の解体」でも、以下のように。私たちが唱える「懐かしい未来」の背景となるある種の時代の情況を「分析」?した見方だ。「生き延びる可能性」を支える相互支援のネットワークの大事さなどに言及しつつだがー(第六講「コミュニケーション能力とは何か」も、知恵に)
(以下は第三講から)
「現代人はつい忘れがちですけれど、『他者からの支援なしには生きられない』ということは、人類史の90%においては『それが常態』だったのです。『ひとりでも生きられる』ということが言えるような社会は、近代以前には存在しなかったし、今もこれからも地上のごく例外的なエリアにしか存在しない
そうかー「異議ナシッ!」だったのか~。
大澤 祈りの最後に「アーメン」という言葉をつける場合が多いですね。これはどういう意味ですか?
橋爪 これはもともとユダヤ教のもので、キリスト教、イスラム教にも伝わっているけれど、「その通り、異議なし」という意味です。新左翼が集会で「~するゾー」「異議ナシッ!」ってやっているけれど、あれと同じです。
大澤 「アーメン」というのは、人の言うことを確認し、合意することで、いわば反復するような言葉なんですね。
『ふしぎなキリスト教』(講談社現代新書)。面白いだろうことはわかっていたが、349頁もあるので、積読状態のままだった。このところ関心を寄せているユダヤ問題の流れから、ようやく読了したのですー。
「キリスト教をつくった男パウロ」「利子の解禁」「なぜ偶像を崇拝してはいけないのか」などなど、面白い章がいくつも。 特にようやく納得ーというのが、古典中の古典であるマックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムと資本主義の精神』の、かんどころー。 カルヴァン派のもたらす生活態度が、意図せざる結果として、どうしてそれが資本主義の精神につながっていくのか?ー。
かなり以前に読んではいるが、そのときは、「どうし?資本主義の精神に?」、半可通ではあったー。それがこの本の対談から、ようやくうなづけることにー。新書にしては、とても盛り沢山だ。オビの中に「一年間、『宗教学概論』を聴くよりこの一冊だ」というのがあるが、確かにそう思える一冊ではありましたー
イスラム学の第一人者・中田考と内田樹の一神教問答~。と、くれば、読まねばなるまい?。てなことで、遊牧民と農耕民、グローバリズム、中東情勢、お金の回り方、シーア派とスンニ派・・・話題は次々に。
それでも随所に「一人で生きられないのも芸のうち」の内田節が。その典型が以下の会話。これは過去形になっているが、私の場合、現在形。ついこの間、「ヨイノクチ」で出会ったイギリスの旅人と、実際にこんなやりとりがあったのですー。。。。
つまり・・・中田「いい時代があったのだ」 内田「まず隣の人についで、そしてつぎ返してもらうことでしかお酒は呑んじゃいけないよ、って。自分が欲しいものはまず他者に贈与して、他者から反対給付を受けるかたちで手に入れるというのは、共同体の基本ルールだったと思うですけどね
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
最近のコメント