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2014年8月13日 (水)

『「消費」をやめる』が読みたい 贈与論もすてがたいので、モースを

 
 
 新聞の広告欄に載っていたのを思い出し、〈これは読まないと~〉ー。というのは、平川克美さんの『「消費」をやめる』。なんといっても、彼が以前に書いた『移行期的混乱』(なんと、「3・11」以前の論文?なのだ)は、読んでいて、次の展開をわくわくしながら、進めた思いがある。その彼の最新刊なのだから。
 
 その『移行期的混乱』から、当然、平川さんの次の展開は「消費」などの周辺が、著書のキイワードになるのではないか、と感じてもいたので。それに「3・11」を経た今の社会では、新たな「消費」が今後は必要になるだろうー。私でも、そのようにも思ってもいたからだ。
 
 本の題名が「消費」と、カッコがついているのも、当然にも、それなりに意味があるのだろう。単に「消費をやめろ」、ということでの展開ではない、そう受け取ることができる(まだ読んではいないがー)。twitter書評でも、そんな指摘があった~。
 
 それにしても、ネットで「ちらっ」と、見ただけだが、次は「路地裏資本主義」とかいう新書を用意しているようだ(確かならだがー)。「里山資本主義」が、ベストセラーになっているが、内容もよいが、題名もよかったこともそれに輪をかけた?。そうも思っている。この「路地裏資本主義」もいい題名だ。ベストセラーになるかも?。
 
 ということで、twitterの世界で、ツイートされていた「ミニ書評」から、なんとなく気に入ったものを3つほどあげてみた。それぞれの読み方、感じ方があることがわかる書評だ。私もまた別の感想を持つのかもしれないー。
 
 ついでに、このところ、関心を寄せている「贈与論」についての本をいくつか。内田樹さんが、この手の展開では群を抜いているが、歴史的名著とされるモースの「贈与論」も(もう何度も買っているのだがー手元から失せてしまう~)。数か月前に読んだ「贈与の歴史学」(だったか?)、これもタメになった新書だったー。なお、ネット経由できょう注文した本も掲載しておきますー。
移行的混乱に次いで、現代という時代を過去から分析し、未来への希望を提示しています。顔の見える中での経済活動をしていこうということで、思えば脳はあまりにその能力をPCや通信技術で拡大していきすぎたのかもしれません。そのためにおれおれ詐欺も起きるし、経済活動や法整備が言ってみれば詐欺みたいなもんだ、ということになってきます。問題は今の利便性をかなり担保しつつ、最大消費を行う年齢層の経済活動のスタイルを変えていくことができるかということか。どういう暮らしがかっこいいか、ということに尽きるかな。
 
内田先生の周りにいる人は、他の人が言わないことを言ってくれるので、書店で見かけると、つい手を伸ばしてしまう。「小商い」なんて、経営者が言うことじゃないって思ってしまうが、実際経営者である人が言うのだから、耳を傾けてしまう。今度は「消費」をやめるって、そうしたら、会社が儲からんやんか、というのが普通の反応。自分の常識の枠組みを破壊され、それでも読み続ける気がある人にだけ、この本は存在している。こういう読書を楽しめる心の余裕と、そういう本を選ぶことのできる選球眼の確かさだけは持ち続けたいものだ。
 
銭湯に浸かる習慣はないけれど、喫茶店にはよく行っているので、そういう空間が生活圏内にある大切さと、消費税増税による影響への心配(通ってる側としては、450円の珈琲が500円になるのは、多少は心理的な抵抗がありましたので)に関する話は、実感を持って頷けました。別に、「消費者よ!大企業に踊らされるな!」という感情的な話ではなく、今の僕たちが消費するのは当たり前と考えている状況は、著者の経験や歴史的な背景を鑑みると、その善し悪しは置いて置いて、日本の歴史上特殊な状態であることが説明されています

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