強権的政治手法こそ争点 総選挙の焦点は明確だ
総選挙の争点は安倍政治の「強権的手法こそ」ー。という明確な声が上がっている。私も同感だ。集団的自衛権、原発再稼動、秘密保護法・・・、いずれも国民の声を無視して、政策として進めているものだ。
大手紙の社説などではない。朝日新聞19日の声欄に掲載された市民の声だ。投稿したのは、福岡県の大学非常勤講師、澤田愛子さん。69歳だという。いわく、「確かに消費増税への関心は強いものの、多くの国民はこれまでの安倍政権の政治姿勢も見るはずだ」。
続いて、「ことごとく国民の声を無視して突っ走ってきたその強権的な政治姿勢こそ、総選挙の焦点になるのではないか」(略)「総選挙を『消費税選挙』に終わらせてはならない」
朝日新聞の社説では「『何でもできる』フリーハンドを確保しておきたいーー、そんな身勝手さに、有権者も気づいているにちがいない」、東京新聞の社説では「自らの『延命』を優先する首相の政治姿勢も含めて、問われるべきだろう」
朝日の声欄の的確な指摘に比べると、朝日、東京の社説とも、いかにも姿勢というか、構えが弱いー。「焦点」から少しずれたような社説だ。
というか、朝日の声欄の指摘が「ほんもの」なのだが、それを朝日、東京の論説委員たちも承知でも、今の時点ではそこまで踏み込めないということかもしれない。いずれを期待しよう。
消費税を上げるのを延期する判断をしたから、総選挙へ。こんな理由、ちゃんちゃらおかしい、へそでお茶を沸かすーというものだ。大義名分などないのは明らかだが、逆にこの機会に、安倍強権政治に否という結果をもたらす選挙にしないといけない。
心ある国民の方が、よく今回の選挙の意義を知っている、そんな感慨を覚えたので、あえて、このBLOG「懐かしい未来」にアップすることに。繰り返して言うが、今回の総選挙は安倍政権の「強権的政治手法」を認めるのか、認めないのか、その選挙だと言っていいー。
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