新春文芸 詩「一席」に選ばれる 磯山オサム「ニッポニア・ニッポン」
新春文芸の詩部門 その一席を獲得ー。えへん~。といっても、黒川純ではなく、「ともだち」で同人誌「序説」の仲間、磯山オサムくんだ。茨木新聞の元旦号。恒例の「新春文芸」で。磯山オサムはこの数年、一席や二席など、何度も飾っている。
茨城新聞が磯山クンから郵送されてきたので、<何かな?>と、思ったが、以前のこともあるので、すぐに<そうか、新春文芸で入選したな~>。と思っていたら、なんとー、最優秀賞の「一席」に選ばれていた。・・・もう、立派な詩人なのだから、彼は詩集を出さないといけないだろうな(と、促しているのだがー)。
と、言っても、「詩を書いている」というと、茨城県あたりでは「あの人、変な人ー~」ぐらいに、思われてしまうらしい。つまり、評価としては、+ではなく、-になってしまうのだという。
磯山クンに言わせると、「詩や小説などの文学をやっているということは、隠れキリシタンのようなものだ」という。その面では、私なぞは、日光あたりでは、もう「隠し念仏」みたいなのです(詩の話になると、一部を除いて、だいたいの「ともだち」に敬遠されてしまうー)。
そうそう、詩について。「ニッポニア・ニッポン」について、撰者の武子和幸さんが、上手い解説と、最大限の賛辞を送っている。結びのフレーズについて、「多くの豊かな意味を凝縮させて心に迫ってくる。秀作」と。
実際、短い詩なのに、そんな想像力をさまざまな喚起させる詩だ。ふだんは、しっかり仕事をして、それでこんないい詩を書いて暮らす。私が刺激を受けたのはもちろん、私たちの仲間も(隠れキリシタングループとしてはー笑いー)、この受賞で大いに刺激を受けることだろうー。磯山クン、おめでとう!ー。
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