食事もそこここに一気読み 「戦後史の正体」など3冊
「裏面史」がともかく面白いので、この数日、ネットから離れて、食事もそこそこに、一気に読み終えた3冊。
基本は戦後の構造と今の構造がどうできあがってきているか。隠されていた、いや、なかなか目に触れる機会が少ない「史実」から視た世の中の構図の暴露的な解説です。
戦後の各政権の立ち位置、憲法の成り立ち、とくに9条第一項と第二項の国際的な位置づけ、「砂川裁判」最高裁判決がいかに決定的なダメージを与えているか、
それに日米地位協定のなんという重さ、沖縄返還の裏表、原発政策、もちろん日米のリアルな「駆け引き」、それもいかにCIAが「暗躍」して政府や各党に力を行使してきたかー。
そこからかっての「普通」が「普通」でなくなってきた今の外交のおかしさ・・・、それを教えてくれる好著だ~。
(平行して「21世紀の資本」と「静かなドン」8巻と「チョウたちの時間」を読んでいるのですが、・・・こっちは、なかなか進まないのです・・・) ブログランキング いいね!ーだったら、ぜひクリックを!。(ブログランキングが上がります
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