戦後新左翼運動の検証がー「愛と暴力の戦後とその後」
三島由紀夫と連合赤軍、大日本帝国軍の玉砕と特攻ー。
その相似形を示し、時代を総括するのだが、1964年生まれだけに、どうしても「まとめて」しまう。
そうせざるを得ないのではあるがー。60年安保と70年安保・全共闘を新書版の中のわずか30数ページで示すことには無理がある。
そうなのだが、彼女の以下の見方については、素直にうなづける。
「あさま山荘事件後、連合赤軍が内ゲバ(リンチ)で14人もの仲間殺しをしていたことが明るみに出て、それにより戦後新左翼運動は支持を失くした。その終わりの記憶の悪さから、学生運動全体がまるで戦後の黒歴史のように扱われている。が、検証しなおされてもいいと私自身は思っている」。
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