「非電化思考のすすめ」 僕らは時代の岐路に立たされている
まったく同感です。 「非電化思考のすすめ」(藤村靖之さん、2012年 8月31日第一版第一刷、WAVE出版)
僕たちは原発事故という無念な出来事を経験しました。そして原発はもとより、エネルギーに依存する社会システムの危うさを痛切に感じ、社会システムやライフスタイルを転換するべきだと考える人がたくさんあらわれました。だからこそ、この原発事故を「節電ブーム」という低い次元に置き換えてほしくないと願っています。こんな痛ましい事故を二度と起こさないためにも、ブームなどという表層的なものではなく、さまざまなことを根本から見直し、変えていかなければならない時代の岐路に、僕らは立たされているような気がします。
藤村さんが主宰する「非電化工房見学会」を私たちの市民団体「さよなら原発!日光の会」主催で6月6日(土)に行う。そのため、「非電化工房」のHPをチェックしていたら、こんな魅力的な本を藤村さんが出版していたことを知った。
「3万円ビジネス」とか「テクテクノロジー革命」とかは読んでいたのだがこの本は不知。なので、さっそく、ネット経由で取り寄せ、きょう19日、読み終えたところ(10冊前後を常に読もうとしているので、なかなか順番が?回ってこないのです)。
そうそう、その「非電化工房見学会」はFACEBOOKのイベント招待などで、参加者を募っています。貸切バスを出す予定で、那須町まで往復1500円、非電化工房見学会費約1800円の見込みです。このBLOGのコメント欄に応答してもらってもかまいません。まだ1カ月半以上もありますしね。
非電化冷蔵庫や非電化除湿器など(いずれも私が欲しい)、さまざまな非電化製品を発明し、ワークショップ、非電化カフェなどを主宰している藤村さん。「3・11」絡みでは、2012年春(もう3年になるかー)、肥田俊太郎さんの代役として、「原発講演会」を日光でやっていただいた。そのときも私たちの市民団体が主催している。
今回の見学会はそれ以来になるかもしれない。でも、その前に5月23(土),24日(日)に「アースディ那須」があるという。私も久しぶりにアースディに出かけようと、思っています。できれば、来年は日光で「アースディ日光」をやりたいな、とも。すでに「ぜひやろう」という「ともだち」もいるので、かなり実現可能かもしれない~
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