脱原発時代の暮らし方 「非電化工房見学会」へ14人で
非電化工房」(那須町、藤村靖之代表)の見学会に行ってきました。ようは脱原発時代の「新しい暮らし方・ライフスタイル・仕事の方法」などを「非電化」の発想を土台に情報を共有し、その刺激を自らや仲間たちに活かしてゆく、そんな「自主講座」だったと思います。
当日は6日午後13時から17時までの予定が、藤村さんの熱の入った「講義」と参加した14人の熱い「傾聴」と質疑応答で、1時間オーバーの18時までも。最後に藤村さんを囲み、主催した「さよなら原発!日光の会」のメンバーらで記念撮影し、充実した一日を終えたのでしたー。
1万坪ある「非電化工房」での弟子たちとの生活、「非電化」のゆったりした暮らし方、その実践例としての6万円から10万円の暮らし、「月3万円ビジネス」のさまざまな方法、それが今や15版という思わぬ評判を呼び、「続 月3万円ビジネス」が7月下旬?にも初版1万部(なんという大胆な初版ー)で!発刊されること、
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美味しい珈琲の入れ方、3年がかりで弟子たちの手でコツコツと作って、つい5月にオープンさせた美しい「非電化カフェ」(光はローソクやカンテラ)、そのモデルが「世界一貧しい」アフリカ・ジンバブエの典型的な家の形だということ(現代の美意識の基準について、考えさせられる実例~)
もちろん、非電化除湿器(夏の湿気が特に多い霧降高原に暮らす私は即、購入してしまいました~。これで7日から我が家に残る電化製品は冷蔵庫と洗濯機のみに)、非電化冷蔵庫の仕組み、ソーラードライフード製造器、非電化コンポストなどなど・・・
セミナー会場でもある母屋、さまざまな非電化製品などがあちこちの「アトリエ」、太陽光をうまく蓄熱できる「非電化グリンハウス」、フィンランド製の太陽電池を採り入れた組み立てガーデンハウスーそれらの一つひとつ、ガイド役である「非電化工房副代表」の案内を受けながら楽しく見聞きしたのです。
そのうえで藤村さんの爆笑を誘いながら、現代の暮らし方を問い、世界や地方のその最前線の取り組みのケースを伝える、とってもためになる「講義」が、実に2時間以上も。LEDファシズム論、格差問題へ言及やメガソーラーの全面批判、農園付き別荘地計画など、いかにも藤村さんらしい講話ではありました
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