高校生たちも戦争法案反対 日光の「戦争させない」街頭署名で
「集団的自衛権の行使容認が日本に対する世界の信頼を裏切ることに」
「戦争させない全国街頭署名」、日光市でも。きょう3日金曜日の午後、「かましん今市店」花屋さん前で、「戦争させない全国署名栃木県連絡会」と「にっこう九条の会」が共催で行いました。
参加したのは14人。90分だけの街頭署名だったが、きょうも安保法制の国会論議中でもあり、市民の関心は高い。
「私の父も戦死しているのです」。そうつぶやきながら署名してくれた中年女性、高校生の男子グループ、さらに女子高校生、先を急ぎながらも「戦争反対署名活動中です」と呼び掛けると、立ち止まって署名してくれた買い物客など。次々と署名簿が埋まってゆく。
街頭署名では参加者が次々と今の情況をそれぞれの言葉で買い物客ら署名を呼びかけた。いやはや、さまざまな局面から今回の戦争法案・戦争立法の問題点、とんでもなさが浮かび上がる。
「戦後70年、自衛隊が海外に出掛けて人を殺したことがないという世界でもまれな国家、交戦権を認めず、武力で他衛をしないした憲法9条を持っていることで世界の信頼を得ている日本ーそれが、今、集団的自衛権の行使容認で国家の形を変えようとしている」
「与党は会期を95日間延期し、9月27日まで延ばし、強行採決しようとしているが、新聞各紙の世論調査では、戦争法案反対が大勢、国民は安保法制の成立を望んでいないことは明らかだ」
「戦争と平和の曲がり角にあるのが今。なんとしても安保法制を廃案へ」
「戦争をしない国、海外派兵しない国として知られていることで、海外で活躍する日本のNGO、例えば私も会員になっているアフガニスタン支援の『ペシャワール会』も活動がしやすくなっているが、それが今回の法案成立で苦境に立たされる」
「私も参加した東京の戦争法案反対集会では若者たちが切実な声で参加している。『実際はアルバイトに行きたいのだが、今黙っていてはいけないと、あえてこの集会へ』といった具合に」
「集団的自衛権行使容認の唯一の根拠にしている砂川事件最高裁判決は米軍駐留が合憲かどうかを判断しているだけ、集団的自衛権の根拠にはまったくならない、そのことは米国解禁文書などからも明らかにされている」
「自民党の学習会では自民党国会議員が『沖縄の地元紙2紙をつぶさないとけない』と発言、言論の自由さえも踏みにじろうとするその姿勢は、与党のおごりたかぶった体質。数を背にごうまんさが。そんな政権に強行成立させてはいけない」
「憲法9条」の条文全文を紹介した参加者の呼び掛けが終わるとー
。すでに予定の午後3時。そこで数えると・・、110人筆の署名をいただいておりました 。
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