「杉浦日向子的世界」は23日まで。 12月から「三島由紀夫特集」へ
「霧降文庫」の「杉浦日向子的世界」は、23日(祝日)が最終日ですー。

28日(土)から12月は、1970年11月25日、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決した作家・三島由紀夫をとりあげます。
「没後45年・生誕90年 三島由紀夫特集」。展示(販売も少し)の半分強は霧降高原に暮らしている三島由紀夫収集家から長く預かっていた貴重な三島由紀夫だけの古書(初版本などがあり、非常に高価です)。
新刊本には、ちまたでブームだという『命 賈ります』。1968年12月発行の初版本が。さらに、「核兵器を持った人類の滅亡をめぐる現代的な不安をSF的技法で描いた」という『美しい星』も(浅学非才にも、三島がこんなテーマで書いているなんて~、今回、初めて知りました~)。
もちろん、『討論 三島由紀夫と東大全共闘』も。平成18年6月再販の文庫もそうだが、1969年7月10日の珍しいきちんとした初期本も。分厚い「三島由紀夫全集」もね。
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