災害時簡易トイレつくり 実り多い段ボール箱講習会
「災害時段ボール型簡易自家製トイレ」、その講習会がきょう15日、霧降自治会館でありました。阪神大震災でも東日本大震災でもそうだが、災害時になくてはならないのが「トイレ」。それを手持ちの段ボール箱でつくってしまおうという、いわば、霧降自治会主催の自主講座だ。
講師は日光市社会福祉協議会職員。日光地区の自治会でこの講座を行うのは、霧降自治会が初めて。そのためか、同協議会日光支所長も同行し、「視察」?も。用意するのは・・・●段ボール箱3つ●カッター●マジック●線引き●ガムテープ●ひも。さらに「トイレ」の中に入れる●ビニール袋●新聞・・・●砂もあればいいとも。ふ~む、材料は九つなのか~。
1時間半、ご近所の自治会の人たちとワイワイガヤガヤと。講師はプロジェクターと資料でも説明し、2人一組のあちこちのグループを応援。参加者はいずれも汗も流しながら完成させました。けっこう大変(でも、一度覚えてしまえば、楽に作れると思う)基本は座る際に箱がへこまないため強度作り。ここでは段ボールをカットして三角柱を2本つくること。実際に使うことはめったにないとは思うが、水洗トイレも使えないときは、これは大事になる。
「使用後」のものは「可燃ごみ」扱いだという。災害時はもちろん、キャンプや高速道路の渋滞、山登りなど、さまざまな場面で応用が効くのではないかと。非常に学ぶことが多かった実践編の防災講座でありました。
市販ではひとつのキットで5000円というのが、あるそうな。それなら自分でつくるほうが愉しくもあり、よほど自家製がいいね!と。「災害用簡易トイレ」をつくりたい方は私に問い合わせを(笑い)
« 宇都宮で街頭ちらしまき 「11・15」を広めるために | トップページ | みなさんの参加を待ってます 「さようなら原発!栃木アクション」 »
「懐かしい未来」カテゴリの記事
- 「ワンルームオフグリッドワークショップ」 「日光の会」が2月に自主講座(2016.01.14)
- 東日本大震災や原発事故を機に ロケットストーブの夢(2016.01.13)
- 地球的次元とローカル性と客観と主観 さまざまな「メディアと社会」(2015.12.03)
- とんぼをとることで自分自身を生産している 岩波新書「資本論の世界」(2015.11.23)
« 宇都宮で街頭ちらしまき 「11・15」を広めるために | トップページ | みなさんの参加を待ってます 「さようなら原発!栃木アクション」 »
コメント