もう一度、日本の「かたち」を 「たのべさんと未来を語ろう」
主催した「日光市民連合」(戦争させない総がかり日光市民連合)の共同代表である、平木ちさこ・栃木県議が、facebookで、当日の模様をきちんとアップしてくれたので、それをそのまま転載させてもらいますー。
9月23日(金)
・たのべさんと未来を語ろう!in日光
戦争させない総がかり日光市民連合が主催。
まずは現状認識から。
日本国憲法とは人類標準=世界標準、すなわち
人類が積み上げてきた智慧を元に国の基本の形を
決めてきたものである。
そこには五つのエッセンスがある。
一つは、立憲主義、法治国家、民主主義、国民主権。
それらが、今、揺らいでいる
二つは、平和主義(9条)
軍事費にお金をかけず、
人々の生活のためにお金をかけてきた。
自分から手を上げることをしないことを選んできた。
が、今は集団的自衛権の行使で海外への派兵も
行なおうとしている。
三つは、25条の国民の文化的生活が失われている。
もう一度、格差のない1億総中流と言われた時代に戻さねば。
格差は経済が作ったものではない。
政治と制度が作り出してきたものだ。
かつて、地主制度が崩され小作が豊かになった。
そして小作が車や冷蔵庫を買えるようになり、
メーカーが
儲かって、日本経済が発展して来た。
つまり、一部の人だけが儲かっても彼らはもう既に
買うもの、欲しいものがない。
だから株式に投資する。
多くの人が豊かにならないと経済は発展しない。
四つは、職人の国、日本のものづくりをする人たちが
非正規雇用として拡大されている。
今は人が基準ではなくて利益が基準になっている。
働く人をもっと大切にせねばダメだ。
五つは、基本的人権、思想信条の自由、報道の自由
これらが侵されている。
これらの基本的なこと次々に崩されはじめている。
政治によって変えられて来ている。
本来の日本の国のかたちは何か!?
もう一度、本来の日本のかたちを取り戻そう!
他にも、選挙の総括や、いかに社会を動かして行くのか、
野党が選ばれない事情、などの熱い討論がされた。
自分は何を為すべきか、それぞれがそれぞれの胸に
問い返す、そんな機会となった。
久々にゆかり夫人も見えて、みんなで再会を喜んだ。
とても良い集会だった。
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