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2016年10月24日 (月)

恐るべし~。『純粋言語論』 「純粋言語」が直接語り出す

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震災を超えて語られる*人間*と*言語ー。恐るべし~。『純粋言語論』(瀬尾育生、五柳書院、2012年7月初版)。ハイデッガーに山村暮鳥にボブ・ディラン。と、古今東西の詩を例にした「方法 」が語られる。

 

硬いのに柔らかく、柔らかいのに硬い。第三章?「満州からハートランドへ 戦争詩論以後」に満州国論あるかと思えば、「純粋言語論」では、東日本大震災を例に詩、言葉の立ち上がり方が語られる。

 

ヒントが向こうから飛び込んでくるのだが、結論は、はぐらかされてしまうよう。<それ以上は自分で考えてー>。というところがもったいない、というか残念というかー。以下、続編で的なのが、にくい著書だ。「必要に迫られて」読み終えたのだがー。

                                                                                          
 
 「純粋言語」については、ベンヤミンの「言語一般および人間の言語について」「翻訳者の使命」を引用し、「純粋言語」が由緒正しい根拠があると示す。そこの中盤から以下のいろいろと考えをめぐらすことができる一節が差し出されています。

 あれぐらいの規模の災害になると、決して外的な自然災害であるだけではありません。それは「存在災害」と呼ぶべきものであって、私たちと関係のないところで自然が振動した、ということではないのですね。存在の全体がそこで口を開き、語り出している。事物や生物や無生物が一挙に語り出して「人間の言語」はこのことをうまく文節できない。それはまさに「純粋言語の問題」だった、と言いたいわけです。普段は人間が自然の状態をコントロールしていると思っているから、「純粋言語」は「人間の言語」に翻訳され取り込まれている。ところがそれが制御できなくなって、「純粋言語」が直接語り出すということが起こった。それが地震であり、津波であった。たぶんそれに前後して、みなさんの内面とか、みなさんの主体の割れ目のようなところで、同じような災害が起こっていたに違いないと思うのです・・・・

 

 

 
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