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2017年8月 1日 (火)

「僕らの社会主義」  生きていくヒントがいっぱい

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山崎亮 ちょうどその頃、マルクスの『資本論』が英語に翻訳され、モリスはこれを読んで非常に大きな影響を受けた。ただし、それ以前にモリスはラスキンの影響を受けていたし、間接的にカーライルの影響も受けていた。さらにイギリス社会主義の父と呼ばれるロバート・オウエンの影響も受けている。だから、マルクスからレーニンにつながるような流れではなく、独特の社会主義思想を生み出した。こうしたイギリス社会主義の流れは、現在のイギリス労働党にも受け継がれています・・・・
 
  國分功一郎  ひと口に社会主義と言っても、いろいろあったんですよね。たとえばモリスが提唱したような審美派の社会主義とか、あるいはキリスト教社会主義とか、社会主義そのものはマルクス主義以前から存在したわけです。ところがー、これはこの対談の核の一つとなる問題だと思いますがーそれがロシア革命の成功を経て、次第にボルシェビズムと同一視されるようになった。
 モリスの著作も戦前の日本では非常に熱心に読まれていましたよね。特に大正期の末から昭和の初めにかけては『芸術的社会主義』として、大々的に受容された。翻訳も数多くなされたし、研究書も出版されていた。1934年のモリス生誕百年の際には、丸善書店において「モリス誕生百年祭記念文献絵画展覧会」が催され、それに合わせて『モリス書誌』や『モリス記念論集』も出版されています。新聞雑誌にも多くの記事が掲載された。
 この事実は割と知られているかもしれませんが、芥川龍之介が東京帝国大学文科大学英文学科を(20人中2番の成績で)卒業するにあたって提出した卒業論文は「ウィリアム・モリス研究」です・・・・・。
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(折々の<状況> 0025 その1)

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