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2019年7月

2019年7月30日 (火)

ごもっとも 資本主主義と民主主義の終焉

 

 

「資本主義と民主主義の終焉―平成の政治と経済を読み解くー」

 

(山口二郎×水野和夫)

 

第6章 長期政権と右旋回―そして、安倍一強―

 

水野和夫 

 

日本では、1990年以降、段階的に法人実行税率を下げ続け、現在は29・74%です(1988年は51・04%)。企業の純利益が増え、使い道のないカネが積み上がっています。これでは減税する意味がありません。

 

 

 

また、個人の所得税の最高率を、1970年代の75%に戻してもいいと思います。こちらも1980年代以降に段階的に下がり続け、2015年に5%上がったものの、現在は45%。これでは「富裕層の優遇」と言われてもしかたないでしょう。

 

 

 

さらには、企業の内部留保や個人の金融資産に課税し、相続税の税率を引き上げます。ここまでして、はじめて消費税の論議をすべきです。ただ、内部留保課税と個人金融資産課税は、財政赤字の補填ではなく、格差是正に使います。

 

 

 

 

2019年7月21日 (日)

我が道を行く不合理な同人誌 創刊45周年「序説」第26号発刊

同人誌「序説」第26号(2019年7月1日発行) 
編集後記 

 同人誌「序説」の創刊は1974年12月1日。今年2019年で、45周年を迎えた。同人たちはいずれも若者から年寄りの年代に入っており、<みんなの健康も考えると、50周年まで継続できるかどうか?>と、問いかけ、「創刊45周年に思う」というテーマを投げかけた。が、周知が不充分だったこともあるのか、このテーマで寄稿してくれた同人は一部にとどまった。編集人はもう一歩、後押しすべきだったとやや反省です▼とはいえ、企画デーマに応えてくれた磯山オサムくんにしても、ふだんの連載「表現の周辺」(11)の冨岡弘くん、あるいは、やはり連載「京と」(6)の高橋一男くん、はたまた久しぶりに「登場」した岩城真樹くんの「あとがき」などが典型だが、同人たちが「過去と現在」、さらに言えば、いずれも学生だった今からざつと50年前、「1970年代」(1968年から1970年代前半)前後の自分を振り返って、あの時代を考え、懐かしんだり、再確認したり、愛おしんだり。あるいはタイムスリップするような場面がいつもの号よりも意識的か、無意識なのか、書き込まれている。編集者である黒川にしてもその思いは同様だ。私の転機は大学3年生だった「1971年」なのだが(沖縄返還協定粉砕闘争で逮捕・拘留・起訴・裁判の日々を送っていた)▼たまたま今春、書店で手にしたのがその題名も『1971年の悪霊』(角川新書、2019年1月初版、堀井憲一郎)。オビは「日本を覆い続ける思念の正体 無内容な自由の戦いを振り返る」。前文では2009年の政権交代について「これは1970年ごろほぼ挫折していった学生運動の理念が、ふたたび世を覆っているのではないか、というおもいにとらわれた」と。その書き方からわかるように、当時の学生運動に代表される世相に否定的な見方からの論述だ▼筆者は1958年生まれ。私たちからすると、「遅れてきた青年」なので、そういう見方をするだろうとは見当はできる。ただし、「学生運動に対しての世間の空気が変わるのは、1972年である」というのは、その通りだろう。「総括」で仲間12人を殺害した「連合赤軍事件」が明らかになって。その事件後、いわば「全共闘」と言っていい私たちに対する大学構内の親和的な空気が微妙に冷ややかというか、醒めた目線になっていったことを昨日のように覚えている▼「世間の空気が変わる」、今から思うと、同人たちは世間が変わる前の空気を吸う一方、変わろうとしてときの空気に向き合いながら、「序説創刊」を判断したことになる。それからもうすぐ半世紀!-。世間から眺めれば、なんとも浮世離れした、あるいは、我が道を行くというか、「不合理」ともいえるこの「序説」、さてどこまで生き延びることはできるか?―(黒川純)。

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