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2019年10月

2019年10月28日 (月)

「社会的共通資本」を改めて 「民主主義は終わるのか」(山口二郎)

富岡 洋一郎
13分前 ·
「民主主義は終わるのか」(岩波新書)。法政大教授、山口二郎さんの分析はそれなりに明解だが、混迷の時代か、正解はなかなか。その中、「小さな政府が受け入れられた過程」の項目で(105頁)、経済学者、宇沢弘文さんの「社会的共通資本」に触れたところにー「そうだ」と。水や空気や森や湖、林や湿原など大いなる自然は、個人利益で勝手に売り買いして、利潤のもうけの対象にしてはいけないと。という社会的共通理解が。暗黙知、というか、それが社会的合意に。それを「社会的共通資本」と。だいぶ昔に学んだキイワードだった。そこから「横根高原メガソーラー反対」の根拠の明示ができるなとー。広く市民や県外、首都圏のハイカーたちも大反対するのは、景観や眺望、防災もそうだが、こうした社会的な、快適な暮らしを守ためには、最低限、手を触れてはいけないという対象がある。その世間の知恵があるということだ、それが反対の運動を突き動かしているということではないかー。Img_2091

2019年10月26日 (土)

「生きながらえる術」、27日最終日   霧降文庫、秋の企画特集

「霧降文庫」の秋の企画「生きながらえる術」、27日(日)が最終日です(正午~17時)。鷲田清一と内田樹、現代を代表する哲学者と思想家の特集です。来週からの11月、さらに12月上旬まで冬の企画「吉本隆明の世界」(仮)に切り替えます。12月中旬から「冬季休業」に入る予定です。落葉が次々とはらはらと。秋が深まり始めている霧降高原においてください。Photo_20191026193601    xxxx Img_2065 Img_2064 Img_2063

2019年10月24日 (木)

お前ら、調子に乗るなよ さようなら原発!栃木アクションへ

第8回「さようなら原発!栃木アクション」へ
「お前ら、調子に乗るなよ」

 

 

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🔴新たに輪投げやシャボン玉飛ばしも
さて、今秋も恒例の「さようなら原発!栃木アクション」が11月9日(土)、13時~宇都宮城址公園を会場に開催されます。第8回目となる今年は、さらに脱原発の気運を盛り上げようと、会場では、新たに子どもも大人も楽しめる輪投げやシャボン玉飛ばしのミニイベントを用意し、絵本作家・いわむらかずおさんデザインの缶バッジを配ることも企画しています。
集会は午後1時から。大木一俊実行委員長(弁護士)の「あいさつ」に始まり、いわむらかずおさん、弁護士の只野靖さん、メインゲストの講談師・神田香織さんが登壇。「集会アピール」を採択し、午後1時50分ごろ、市内2・2㌔を歩くパレードをスタートさせます。
今年は、11・9に向けて、もうひとつの新機軸も加えました。「さようなら原発!栃木アションプレ企画」と題し、10月中に県内5会場で脱原発のドキュメンタリー映画の自主上映会を開きます。いずれも河合弘之監督作品ですが、宇都宮、小山では最新作の「日本と再生」、日光、佐野、下野では「日本と原発 4年後」を上映します。

●合言葉は「脱原発」、その一点で結集
「さようなら原発!栃木アクション」がスタートしたのは2012年。2011年3月11日の大震災原発事故後の原発再稼働に抗議する大規模な官邸前行動や代々木公園集会の10万人集会が連続しておりました。「東京での行動もけっこうだが、この地元・栃木でも大規模な集会・パレードを行うべきだ」、その声が強まり、「原発いらない栃木の会」をはじめ、県内の労働団体や生協団体、私たちの「さよなら原発!日光の会」など市民団体が話し合いました。その結果、秋の「11日」を中心とした週末に開催することを決めたのです。合言葉は「脱原発」。それと「超党派」で。いろいろなしがらみを横に置いて、「脱原発の一点でまとまろう」と、確認したのです。初回の2012年は好天にも恵まれ、2500人が参加。以降、昨年の第7回まで2000人規模の集会・パレードを実施しています。脱原発をテーマにしたこの手の大規模な集会・パレードは、県内はもとより、関東でも異色だと思います。

●パレードをやることでパレードができる社会に
私たちは「ぜひ、さようなら原発!栃木アクションに参加し、パレードへ」、そのように呼びかけています。これに対し「デモやパレードをやって何か意味や効果があるのかい?」、そんな疑問の声もときにあります。その声に評論家の柄谷行人が答えています。趣旨としては、「デモ・パレードをやる意味や効果はある。それはデモ・パレードをやることができる社会になっている」と。今の騒然たる香港、そこでの当局によるデモ禁止や覆面禁止といった、あまりもわかりやすい弾圧をみれば、わかることです。
「原発いらない!」、「再稼働反対!」、「福島返せ!」―パレードでは、宇都宮の中心部でこの手の声を上げています。今秋なら、東電福島刑事裁判、無罪判決を念頭に「忖度判決やめろ」、「有罪が当然」。あるいは高浜町元助役から関電役員にばらまかれた3億円以上の金品を批判し、「原発もちつもたれつ」、「再稼働は金まみれ」といったコールがあってもいいかもしれません。これは市民からのメッセージ効果です。

●一段と高い重要なメッセージがある。
が、さらにいえば、デモやパレードには別のメッセージも加える効果もあります。哲学者・國分功一郎がこう言っています。基本的にはメッセージを訴えることが目的だとしたうえで、「
もっと重要なのは、大量の人間が集まってその存在を見せつけることです。それだけの人間が集まると、存在自体がメッセージになる。つまり『今は体制に従っているけと、これからどうなるか分からないからな。お前ら調子に乗るなよ』というメタ・メッセージになる。これが重要なんです」(『哲学の自然』(中沢新一との対話、太田出版)。
 メタ・メッセージというのは、いわば「一段と高い」、あるいは「隠されたほんとうの意味」とでも訳すことができる。デモやパレードは、たくさんの市民が集まることで、「脱原発」を訴えるメッセージ効果だけでなく、もうひとつ、一段と高いメッセージであるメタ・メッセージを発することができるということです。その意味でも、いわば心機一転のかたちで開かれる第8回「さようなら原発!栃木アクション」にたくさんのみなさんが集まっていただくよう、強く呼びかけたいと思います(代表 富岡洋一郎)

2019年10月22日 (火)

日本と原発 4年後 さようなら原発!栃木アクションプレ企画in日光

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前泊盛博講演会 憲法公布73周年記念in宇都宮

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異邦人  小詩集その3・黒川純

ちょっとふり向いた異邦人     黒川純

そんなもんでとんでしまうのか
ブレーカーがあっと言う間にとんだ
たったふたつの機器を使っただけなのに
ふつうのポットとトースター
首をかしげて繰り返しても同じこと
暮らしが途切れたのにびっくりしたさ
その日からきっぱりお蔵入り
お湯ならわかんで沸かせばいい
子どもたちが空に向かい両手を広げ
鳥や雲や夢までもつかもうとしている
気分はもうヒマラヤ気分

ついでに電気釜も押し入れへ
代わりは昔なじみの土鍋だ
どっしりしてところがいい    3の1
強火で7分、弱火で6分、保温に10分
ほくほくのごはんが登場する
電気の大食い電子レンジも退場させた
解凍するには蒸し器で充分
警戒情報ばかりのテレビも用無しだ
祈りの声 ひずみの音 歌うようなざわめき
時間旅行が心の傷をなぜかしら埋めていく
気分はもう戦争

涼しいところなのでクーラーはない、
もともと電気掃除機なんてものはない
ピイピイと壊れたのを不幸中の幸いに
洗濯機から手洗いに汗をかいている
30アンペアの契約は20アンペアへ
電気料金の不払い運動も頃あいなので
東京電力はきっぱり止めて
自然にたっぷり優しい新電力へ
過去からの旅人が呼んでいる道
ちょっとふり向いただけの異邦人
フクシマにもふり向かないと、ね。Photo_20191022133401

詩 夜になったら哲学者に 小詩集その2・黒川純

夜になったら哲学者に   黒川純

春色でいっぱいの桜並木へ向かい
そこの宴にすっきり参加するため
あいづちで世間話に花を咲かせ
きょうの快い汗を報告するため
午前中はジャガイモ畑を回り
暑い昼には冷やし中華をつくる
午後はベランダの大工を楽しみ
夕方までに、薪割りをやっつける
おう!にわか雨がやってきたPhoto_20191022132901 Photo_20191022132901
夜は詩人になっているさ


緑いっぱいの野道を歩き
春から秋の草花を楽しむため
行き交う人のあいさつにうなづき
まっすぐな青空を見上げるため 2の1
午前中は小さな図書館にこもり
昼はなじみの珈琲店でくつろぐ
立ち働く洗濯の午後を終えたら
夕方にはハーモニカを吹くさ
夜はもっぱらJAZZに聞き惚れ
あっ!遠雷が近づいてきた
深夜になったらワインでほろ酔う

マイカーに心地よい風を受け
いつものみんなの会議に顔を出す
なかなかうまく行かないが
世の中のデコボコ道を治そうと
午前中いっぱいの集会を終えたら
午後は街の書店をハシゴして
欲しかったその人の本を探す
夕方は味にうるさいカレーづくりへ
そうだ!歴史が呼びかけているー
夜になったら哲学者になっていよう

 

詩 ぐるぐると漕ぎ出せ   小詩集その1・黒川純

ぐるぐると漕ぎ出せ      黒川純

大きな貝殻をみんなで背負い
次にもう手渡すいい頃だ
それなりの時間が過ぎたので
ほんとうがそろそろ疲れたろう
きれいに汗を洗い落とし
天気はさっぱりした快晴だ

どでかいカヌーを用意しろ
再びみんなで海に漕ぎ出していく
島から島へゆっくりと渡る
どっさりのお土産もそろえて
大きな貝殻を担いでさ
暴風雨だってなんのその

良いことは手から手へだ
上陸したら、にこやかに
島から島への贈り物
その貝殻は持ち回り
ぐるぐるとぐるぐると
嵐の晩も恐くない

そう、長老たちが言っていた
何百年も続いている航海だ
ほんとうを順番に手渡すため
島から島へ
そう、ぐるぐると
海が碧の色に染まる

ほんとうは交換以前からあった
大きな値打ちがあるというが
金が金を、札束が札束に
その世界が始まる前からの習慣だ
ほんとうが詰まっている
銀河鉄道の最終駅のように

だから島から島へ
ぐるぐるとぐるぐると
それがやってくるのを待ち受ける
暮らしを生き生きさせるため
今がこれからに続くため
それが見守ってくれるから
ぐるぐると、そうぐるぐると
見て知る前でも漕ぎ出すんだPhoto_20191022132301

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