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« 世界は巨大な網で オルガ・トカリチュク | トップページ | 「地球市民」としての自覚  元阪大総長・平野俊夫 »

2020年6月14日 (日)

明日の命が保証されているわけではない  村上陽一郎

 

我々は、命あることに至上の価値があるという信仰に近い価値観に浸されて、死を余りに遠きに置きすぎたのではないか。実際超高齢化社会にあっては、1人1人の成員の相当数が、実は明日の命が保証されているわけではない、そういう社会なのである。今回の災厄で学ぶべきことの一つは、そのことを社会全体で実感すべきだ、という点にあると私は思う。「百寿社会」などという言葉に浮かれ、「大の男」までが、顔を晒して「何歳に見えます」などど、「若く見える」ことを誇るようなCMまである社会、実は隣にいる成員が日々次々に死んでいく社会でもあるはずである。ただ生きていることに無条件に価値を求め、それをひたすら信仰することで、この社会が救われるとは、私にはとても思えない。

村上陽一郎・東大名誉教授「近代科学と日本の課題ーコロナ後をどう見通し、つけをどう払うかー」『中央公論七月号』

 

 

 

 

 

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コメント

>我々は、命あることに至上の価値があるという
>信仰に近い価値観に浸されて
  (中略)
>ただ生きていることに無条件に価値を求め、
>それをひたすら信仰することで、この社会
>が救われるとは、私にはとても思えない。

以前にもコメントさせていただいた者です。
生命そのものに価値があるわけではありません。
であれば、害虫を殺すことは出来ません。

人間やイルカの生命に価値があるとされる根拠が知能が高いことというのもウソでしょう。

私たちは生命を有する者がもたらす有用性に価値を見出しているのです。
(あまりにも長くなるので理由説明や例示は省略いたします。)
逆に、有用でない、害になる生命は奪われるべきと考えられています。

病原体を媒介したり、寄生したりしないのに駆除される、いわゆる「不快害虫」の駆除がその好例です。

どんな形でも害を及ぼす生命は奪われるべきなのです。

これからは本当のことを言わなければならない時代が来ます。

私たちから税金、社会保険料を強制的に奪われ、いつまで経っても生活が楽にならない元凶は何でしょうか?

私たちは誰の命を奪わなければならないのでしょうか?

真実の口が静かに語り始めます。

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