きょうは高木仁三郎本で過ごす 小雨模様の「晴耕雨読」の一日
ベランダの「大改修」を始めたばかりだが、小雨模様の「晴耕雨読」へ。肌寒さで薪ストーブに点火しました。珈琲片手に尊敬する故・高木仁三郎(NPO「原子力資料情報室」元代表)の「原発事故はなぜくりかえすのか」(岩波新書)と「原子力神話からの解放」(講談社α文庫)を読む。夕方までに実は遺作だったことがわかった「原発事故はー」を読了。原子力事故に絡み、関係者が放射能に向き合う基本的な構え方について教えられた。とくにほんとうの「公」とは何かについての論述は(私からすると、「社会性」とか「社会正義」になるがー)「技術」に対する彼の真摯さが非常によくわかる指摘だった。「解放ー」は半分くらいまで進む。あすには読み終えるかも。それを終えたら、高木さんのやはり遺作である「市民科学者として生きる」(岩波新書)も再読してみたい。この新書を読んで名著だろう「原子力の社会史」を「本やタウン」に注文。あす24日には書店に届くという。いつもなら4、5日かかるのだが、何でこんなに早くなったのか?ー。
最近のコメント