「日光市甲状腺検査事業継続を求める陳情」は再審査 日光9月市議会委員会「さらに調査が必要と」
🔴「子どもたちの日光市甲状腺検査事業の継続を求める陳情」について、日光9月市議会の民生教育常任委員会(委員8人、当日は1人欠席で7人)が本日・5日(火)午前11時半から始まりました。結果は、「さらに調査が必要」という判断を青田挑人委員長(会派「響」)が示し、「執行部と調整のうえ」今回の9月市議会中に再び、民生教育常任委員会を開催することを確認して、約30分で終わりました。
🔴この日の委員会では、福田悦子議員(「無会派」)がさまざまな角度から日光市甲状腺検査事業の継続が必要であることを力説し、「予算の復活についてみなさんの協力を求めたい」と、陳情の採択を強く求めました。斎藤久幸議員(会派「響」)も、地域を歩いてみて「どうして日光市はこの検査事業を止めるのか」という声があがっていることを紹介しながら、私たちの陳情に賛成する立場で発言しました。
🔴一方、「日光の会」の呼びかけに応じ、ただ一人「説明」を聴いてくれた高見尚希議員(会派「志向」)でしたが、彼は開口一番(日光市甲状腺検査を打ち切った)「全員協議会の経過からも執行部の判断は適切であり、陳情不採択」と明確に陳情を否定する立場で発言。陳情書の要旨にある「日光市の行政判断の誤りです」について、特に触れて「賛同できないので、採択できない」との立場を明確にしていました。
🔴武田幸雄議員(会派「光和」)は、「国際がん研究機関の提言2018」とそれに批判的な「津田論文」、さらに「市民の意向」を挙げ、「そうしたものを考えさせていただきたい」という見方を伝え、判断を留保しておりました。和田公伸議員(副議長。「無会派」)は、「もう少し、いろいろと内容を調査させてもらいたい」と述べました。特に私たちが2022年12月23日に参加した「日光市説明会」について、「まったくわからないので、それを踏まえて改めてー」と結びました。もう1人の委員で、陳情に否定的な立場であると推察される山越梯一議員(会派「光和」)は、(理由はわからないが)この日は欠席でした。
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